紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫根収穫開始、2019産

2019-10-21 18:56:23 | 日記
「紫根収穫作業の開始」
種の採取を終えて、いよいよ紫根の収穫を始める。
もっと早く始めたかったが、少しでも多くの種の結実を待った。

防風措置で遮光ネットをブロックの周囲に回した、支柱の手抜き作業がまずかった。
日照不足も重なって、種の着かない枝が多かった。


昨年の9月に秋苗を定植したブロックである。
株の根元を切って、種が残っていないか確認する。


丹念に見ていくと、白い種がかなり見つかる。
このブロックには100本以上の秋苗を定植した。
初めての冬越しの挑戦で多くの苗が新芽を出して生育する。
  2019-05-01「越冬を凌ぎ切った秋苗」
  2018-09-23「日本ムラサキ、栽培サイクルを探る」


雨の多い秋である。粘土質の土は水を含んで重い。
老体にはきつい作業となった。


このブロックは株と株の間の仕切り板がない。
昨年までの定植仕様である。簡単には紫根が収穫できない。


小さな2株をやっと掘り出す。小1時間で作業中止。無理はできない。

洗ってみると20cmの紫根。根の本数は多い。
収穫作業の困難さ故にあれこれと、定植仕様を工夫してみた。
まだ、旧態依然のブロックがあったのだ。

   「いつおわる 100こしたる かぶにらむ」
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