紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

9月長月の紫草の発芽実験

2015-09-12 10:21:45 | ムラサキの栽培

 紫草(日本ムラサキ)の発芽実験結果

在庫の紫草の種(昨年度2014に収穫)の発芽試験をする。予期せぬ発芽に期待はできないからである。

在庫の種は冷温処理をしてから既に半年を経過、改めて再度冷水0℃(時々氷を投入)にて2週間の冷温処理をした。


かなりの混植である。経験上ポツリポツリと間隔を置いた種蒔きでは時間が掛かる様に思っている。こうした重なりあうような種蒔きで、誘発されるのか、よく発芽する様に思っている。根拠はない。



以前効果的だった川砂を使うが今回はやや疑問符が付きそうだ。9/4、1週間後9/10を発芽メドとする。容器は焼きそばの空容器で白のスチロパールである。



9/10。1週間を待たずに発芽の兆しあり。川砂がまだ固まった状態で爆発状態になる。たいへんな発芽力だ。

発芽の主はまだ確認出来ず、別筋の所に2粒の発芽を確認する。


翌朝既に殻を脱ぎ捨てた双葉を確認。9/11ほぼ発芽のメドと重なる日程での発芽であった。

爆裂のような砂を楊枝の先で突っつくと開いた双葉の下にもう1粒があり、これが共に重なって固まった砂を持ち上げたようだ。


9/12、帽子を付けたまま伸びて来た。


現在のところ12粒の発芽を確認する。順次育苗ポットへ移植予定である。
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