紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、真夏の発芽(続々)

2015-08-13 19:36:55 | ムラサキの栽培

 ムラサキの双葉出揃う

 8/11に発芽を始めたムラサキ、双葉がきれいに揃いました。8/13早朝



 8/13朝には種の殻を脱ぎ捨て、苗としての生育が始まった。



 8/10に発根種を伏せた白のマーカーのセル2日後の8/13、芽生えの兆し有り。


   「むらさきが ふたばそろえて いちれいし」
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日本ムラサキ、真夏の発芽(続)

2015-08-11 21:40:39 | ムラサキの栽培

 発根種発芽!
 8/8にセルポットに伏せた種が揃って5個発芽(8/11)。


黄色のマーカーのセル、若干の相違があるが?ほぼ揃って発芽する。驚く程の事は無い、根が出ていたのだから芽が出て当たり前の事なのだが・・・・一応気持ちが落ち着く。


この帽子を着けて発芽する姿に魅了されるのだから・・・困ったものだ。

  「ぼうしつけ はつがのたねが こんにちわ」
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日本ムラサキ、真夏の発芽

2015-08-10 19:27:06 | ムラサキの栽培

 ムラサキ種、発根から発芽へ

パック内の発根8/8撮影、前日8/7に3粒が発根、8/8に2粒が発根。5粒の発根が確認出来る。



発根して2日目には根の先端がカビの胞子のようになる。これは細根で、痛めると発芽はするがその後の生育はできない。当初、蓋をしたパック内のこと故、根の先端が黴びてしまったかと思い楊枝の先で拭い取ってしまい、発芽後の成長不良と結びつける事が出来なかった。
始めに発根した3粒が胞子状を呈している。これは近くの種に絡み付いてしまうので出来れば、発根を見たその日のうちに土のポットに移しておいた方がベストである。


発根種5粒を黄色のマーカーのセルポットに伏せる。種の頭が隠れる程度で極浅くする。1日経つと伏せて見えなかった種が頭を持ち上げて来ている。発芽は近い。



8/9,10に4粒の発根を確認、直にポットに伏せて白のマーカーを置く。黄色のマーカーのセルからは、もうムラサキの種が見え中には緑が覗いている。2日前に伏せた種である。双葉が揃うのは5日後くらいだろうか。

  「ねをだせば めをだしのびよ おやごころ」 
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8月のムラサキ

2015-08-07 17:33:24 | ムラサキの栽培

 8月 葉月のムラサキの発芽

毎月少数のムラサキの発芽を続けている。春先と比べると発芽率は低くなっている。この時期の発芽は自然状況では、まずあり得ないからであろう。


冷温保存の種を例に依って、パックに移して室温で保管する。水分は切るがパックの蓋をして種を乾燥はさせない。室温保管に切り替えてから5日目で1粒が発根する。8/1


発根種をセルポットに伏せてから3日目には緑が見え、翌日には発芽を見る。8/3
先月はポット内で発根を見た種と同時に未発根の種も期待を込めてセルポットに播いたのだが、1粒のみの発芽で、後は発芽せず種は回収する事態となった。


種30粒の内、最悪の環境下で発芽した一個で双葉も大きく既に本葉が2枚に生育、根元が急伸していないのも良い苗の姿である。


種を播いてから、1週間自宅を留守にしたのは問題であった。発芽して双葉の成長の始まった苗は蒸れて2本は枯死、残りも倒れて枯死寸前であった。写真上部1列、写真中央の本葉2枚のしっかりした苗が留守中に発芽した、たった1個の苗である。写真中程左の黄色のマークの下のセルに間もなく発芽する緑が見える。

元々自然環境ではあり得ない生育状態故、毎日管理しないと生育は無理なのであろう。
パック内の発根は他に3粒と続いているので、先月と同じくらいの発芽を得る事が出来そうである。


 「むらさきの はつがをながめ つきかわり」



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