「被害種の発芽実験結果1」
9月30日に被害種の熟成結果を確認する為に種の発芽試験を始めた。
発根ポットにセットしてから1週間を待たずに一つの結果が出た。
予想は当たって、小さな驚きと大きな困惑に直面することになった。
多くの浮種をセットしたパック内である。赤い矢印の2粒が発根を始めた。
多くが未熟で種も小さく、廃棄すべき種である。
カビに覆われている箇所が数ヶ所あるのは、熟成していない種の腐敗が元であろう。
このパック内からも1粒の発根が確認出来た。
このパックの種も全て浮種である。
水に沈下した種29個は未だ発根の兆しが見えない。
カビに覆われた種を廃棄する。午後には発根の生育は幾分か大きくなった様である。
育苗ポットへ移植して、発芽を待つ事になる。
それにしても、3パックの内、最も完熟に近い種のパックが全く変化なしである。
これでは種の選別方法の問題となってしまう。
「おどろきと こんわくかかえ こしたたず」