21日のウオーキング。コースを変え、いつもとは逆の方向に歩いた。
こちら側にはマンションなど建物が多く、住む人たちの息遣いを感じる。
川を見下ろすビルやマンション、川をまたぐ橋。
それらが自分の姿を無造作に投げ落とす。
それを優しく拾い上げた川面が、それらの姿をそのまま映し出している。
前日の暑さは多少和らぎ、心地よい風が吹く。
川面をバイブレーションし、映した姿を小刻みに揺する。
こんな光景を見せる御笠川は、静かで優しい日の御笠川。
これが時に荒れ狂い、川沿いの様相を一変させる。
前に菩薩、後ろに夜叉の面を付けているが如く。
8時14分に家を出、帰りついたのが9時15分だったから、
1時間ほど歩いたことになる。
もっとも写真を撮りながらだったから、
歩数は50分並みの5599歩だった。