釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】ショウサイフグの刺身・チリ鍋

2015-12-20 21:57:00 | 釣魚料理
野毛屋さんで胴突き仕掛けのショウサイフグ釣りで揚げたのは、刺身が旨い20cm台前半のサイズが8匹。


(寝かしつける直前のショウサイ。)

身欠きに残ってる黒い膜や血を綺麗に洗い流し、ヒレを切って、キッチンペーパーでくるんで冷蔵庫で1日寝かせた。


(1日寝たあと。旨味が増してるかな。)

今回はテッサとテッチリでいただくことに決めた。


(1.5匹分を刺しに。)

フグで刺しはどうしても外せないな。
最近は子供たちも味をしめたようで、フグ刺しがあると「やった」と喜んでる。


(鍋用に半身をぶつ切りに。)

残りの身は鍋用にぶつ切りにしたけど、それなりの量になった。
家族4人でちょうど良いかな。


(出汁取り中。)


(集合写真。)

昆布と中骨で出汁を取って準備が整ったら、具をいっぺんに入れてグツグツと。


(いい匂いに食欲がそそられる。)

小ネギを散らしポン酢でいただきます。


(温まるねー。)

ショウサイフグの身はプリッと適度な弾力があって、しっとりジューシーでホクホク。鍋の具としても申し分ないね。

締めは当然、雑炊。
我が家では外せないお楽しみ。


(各自が塩、胡椒で味付けていただく。)

こたえられないなー。
しあわせですなー。
(*´∀`*)

出汁も残さずきれいに長男がさらいました。

・ショウサイフグの刺身
・ショウサイフグの鍋
・ショウサイフグの雑炊



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【釣】ショウサイフグ 12/19(野毛屋)

2015-12-20 11:06:00 | 釣り
2015年ラス前釣行は野毛屋さんでショウサイフグ。

6:15頃に着いたけど、釣り座は4隅とその近辺が埋まってる程度でまだ余裕があった。冬場だからね。
左舷みよし寄りをチョイス。

受付けでは大女将さんと女将さんがつり銭の掛け合いをしているのが毎度微笑ましい。大女将さんは齢90を越えてらっしゃるとか。
いつまでもお元気でいてください。

船宿並びの駐車場に車を停めた後、大女将さんにお茶をいただいて温まってから船に向かった。


(野毛屋さんの第一忠丸。)

左舷9名、右舷10名程を乗せ、7:15出船。風もなく波も穏やかでお日さまも出てるから、この時期にしては寒くない。暖冬は釣りには有難いな。

釣り場は富津沖の海苔網場。

ここはカットウが禁止なので、健船長お薦めの針間隔に仕上げた自作の胴突き仕掛けをセット。ハリスは自動ハリス止めで繋ぐ交換式。オモリのすぐ上にも15cm の枝針を付けた。
ゼロテン時にはベタ底に這う位置になるけど、船長お薦めのとおり確かにこの針を喰うことが多かった。

釣り場に入る前に集まって、船長から胴突きでの釣り方のレクチャーを受ける。この内容は別に【感】でまとめておこう。


(お日さまぽかぽか。)

実釣開始は8:00過ぎ。
暫くして、型見たよ。のアナウンスがあったけど周りは沈黙してるから右舷だったのだろう。
そのうち左舷でもポツポツ揚がり始めたけど、ペースは緩い感じだからフグの活性はそんなに高くないみたい。


(富士山も見えてました。)

30分程誘い続けてようやく、きた!
誘いの小突きに引っ掛かりを感じ、すかさずアワセをくれて巻き上げた。


(1匹目。20cmチョイのショウサイ。)

それまでエサを取られてもいないから、ワンチャンスを仕留めたってとこかな。
でも、10月3日の午後船の時のように手感度で取れるアタリはなく、カットウ釣りのように微妙なやりとりになってる。今日は難しい釣りになりそうだ。

前回はフグの活性が高かったから手感度でアタリを取れたのかな。

その前回はこちら

ポツポツと30分に1匹ぐらいのペースで追釣。どれも20cmチョイで刺身に美味しいサイズ。楽しみー。

潮止まりの11:00前までに5匹を揃えたけど、その頃には北風がビュービュー吹き始めて、うねりも出て来てた。
ますます微妙なアタリが取れない状況になったので、タイム釣りのように3~5秒間隔で誘い続ける。

ゼロテンでの待ちも船の揺れでテンションが掛かっちゃうから、ラインを弛ませ気味にしないといけない。そうなると、ますますアタリは取れなくなるから完全なタイム釣りに移行。

誘いの時の引っ掛かりや違和感にアワセて取っていく。
何も感じずにエサを取られたことはなかったから、フグがいれば気配は感じられてた。

後半は風がますます強くなって10mを越えてたみたい。
頑張って集中して誘い続けた。

結果は8匹。

掛け損なったのが4回だから、全部取れたとしても12匹か。
誘いそのものがイマイチ合ってなかったのかな。
仕掛けの近くにいたのに喰わなかったのか、疎らにしかいなかったのかどっちなんだろう。
フグの好みに合う誘いの正解が良く判らなかったな。

でも、そこが愉しくもある。もっと精進せねばと思えるし、次に取った時の1匹に更なる価値を感じられる。

数が取れる釣りじゃないから、そう思えるかどうかが、フグ釣りの好みが分かれる所なのかな。


(終いにはウサギが跳んでました。)

陸上がりの際、健船長に聞いてみた。

「船長。年末までにアカメに出る予定ある?」

「アカメは南西の風でショウサイの場がダメな時かな。あとは俺の気分次第。」

ニコッと笑って船長が続けた。

「今週末は両方ショウサイだし、来週の土日のどっちかをアカメにしょうかと思ってるよ。」

すかさず、

「来週また来ますね!」

釣行宣言しちゃった。

大晦日にアカメのしゃぶしゃぶ、実現できるかも。


・ショウサイフグ:8匹
小潮
船中4~26



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