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【感】ショウサイフグ胴突き仕掛けでの釣り方

2015-12-21 22:27:00 | 釣り
野毛屋さんのショウサイフグで、胴突き仕掛けを使う富津沖の海苔網場の釣りは3度目だったけど、実釣前に釣り方のレクチャーを受けたのは初めてだった。

(その時釣ったショウサイフグ。)

12月19日(土)はそれだけ初めてや不慣れな人が多かったのかな。(自分もその一人だけど。)

今後のために、みよしに集まって健船長から教わった内容を書き留めておこう。

◆エサ付け

・エサのアカエビは頭を取り、殻を剥いて、身を3等分位の大きさに切る。最低でも1節以上の大きさにすること。

・切る時は必ず手で。ハサミを使うと身が四角くなって、誘いの時にクルクル回っちゃって喰わない。

・針は身に1度通して針先を抜き、身を回して再度針先を刺す。針先を出すか隠すかはお好みで。

◆釣り方(誘い)

・仕掛けを投入してオモリが着底したら、竿先は目線の高さが基本。そこからラインの入り方によってラインと竿先が90度になるように調整する。
(ラインが船から出ていく時は竿先を立て、船底に入っていく時には竿先を下げる。)

・ゼロテンション(オモリが着底していてラインが弛んでいなくて、竿先にテンションが掛かってなく真っ直ぐな状態。ゼロテンとも言う。)から竿先を10~15cmほど軽く跳ね上げてオモリを浮かせて誘う。

・誘いはオモリで海底を小突くような感じで。カットウ釣りより小さい誘いなので注意。誘った後にゼロテンで待つのは同じ。

・船の揺れでゼロテンが難しければラインを弛ませ気味にしても良い。オモリが海底でガタつくようだと喰わない。

・ゼロテンから誘いまでの間隔は5~3秒で。5秒でエサが取られるようなら3秒にするとか、状況を見て変えること。

・3分したら仕掛けを揚げてエサを確認すること。古くなったエサは積極的に付け替えると良い。

◆釣り方(アワセから取り込み)

・アタリは竿先に微妙に出るか出ないかくらい。アタリが判らなくても、誘いの時に引っ掛かり等の違和感を感じたら、そのまま竿を上げてアワセる。

・ピシッ!というような鋭いアワセではなく、スッと上げるように。

・掛かったらそのまま巻き上げる。一定の調子でやや早めに巻くこと。

・ラインはスナップギリギリまで巻いて、そこから竿を立てて抜き上げる。

◆その他

・マルイカ経験者はマルイカが着乗りした時の感じで。(マルイカの経験がないから判んない。)

・カワハギ経験者は弛ませ釣りのような感じ。(これは判る。)


レクチャーを受けた後の実釣ではアタリがないと、つい1mぐらい竿先を上げてからエサを見せるようにゆらゆら落とすカワハギ釣りの誘いを多用した。

前はこの誘いが効いたと思ったけど、今回はダメだったみたい。
船長の教えをちゃんと守っていれば良かったかな。反省。
(´▽`;)ゞ

この日、ショウサイフグは殆どがオモリ直上の針に喰って、たまに下針。上と中の針には喰わなかったので、ベタ底にいたまま浮いて来なかったってことだったのだろう。

こんな状態なら、カワハギの弛ませ釣りや這わせ釣りが有効だったかも知れないな。
今度似た状況には中オモリを付けて試してみようかな。

途中でアピール目的でオモリにカワハギ用のラバースカートを付けてみたけど、誘いの感覚が変わってアタリが感じづらくなりそうなんで早々に外しちゃった。

集器がフグに効くかの検証がまたできなかった。
まずは正攻法でそれなりに釣れるようになるのが先決かな。



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