釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】ショウサイフグの漬け丼・唐揚げ

2015-12-27 21:04:00 | 釣魚料理
釣り納めの野毛屋さんでの釣果は、アカメフグが良型、リリースサイズを含め3匹とショウサイフグが12匹。


(下処理後。)

アカメは大晦日まで熟成させるとして、思いの外釣れたショウサイをいただく。
2週連続のフグ釣行なので先週食べた鍋と刺しは見送って別の料理にすることにした。

野毛屋さんの健船長のブログで見たショウサイフグの漬けに初挑戦。

朝に仕込んで晩にいただきます。


(半分の6匹分を、)

(漬けに仕込み完了。)

そして晩御飯。
残り6匹を子供たちが好きな唐揚げに。


(たっぷりになった。)

薄皮の湯引き。コラーゲンたっぷりでプリプリ。


(漬けにした身の薄皮で。)

そして漬けを丼に。


(刻み海苔、白ゴマ、小ネギを散らして。)

美味い!
でも、もう少し辛みを利かせても良かったかな。鷹の爪を入れれば良かった。次回はもっと上手く仕立てよう。

フグ尽くしに満足。皆で満腹。


(集合写真。)

漬けの余りがあるし、中骨もあるので出汁を取って明日はショウサイフグの漬け茶漬けにしようかな。

・ショウサイフグの唐揚げ
・ショウサイフグの薄皮の湯引き
・ショウサイフグの漬け丼



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【釣】アカメフグ 12/26(野毛屋)

2015-12-27 09:11:00 | 釣り
2015年の釣り納めは野毛屋さんのアカメフグ。
1年と1ヵ月前に初めて寄りフグで盛り上がっていた野毛屋さんに釣行し、以来フグの魅力にヤラレちゃってリピートすること10回目、ツ抜けとなる節目の釣行でツ抜けを目指します。

数が出ないアカメだけでツ抜けなんて到底無理だけど、前日の健船長のブログにはショウサイも揚がる贅沢コースとあったので、2種混合なら可能性はあるでしょう。

5:50に到着すると沿道に停車してる車が多い。大潮で勇治船長の真鯛船が出るからのようで、受け付けたフグ船は余裕があったんで左舷みよし3番目をチョイス。先週と同じ釣り座だ。


(辺りはまだ暗かった。)

7:15出船だけどアカメは八景沖近辺が釣り場なんで移動が短い。
実釣前の健船長からのエサの付け方とカットウでの釣り方のレクチャーに10人ぐらい集まったので、初めてや不慣れな方が多いようだ。皆、お正月を控えて贅沢コースに釣られたかな。

レクチャーを自分の釣り座の右隣でしてくれたお陰で、間近で健船長の釣り方を見れた。
誘いの強さ、上げ幅、下ろすスピード、流れるような一連の動作をシカと目に焼き付けた。勉強になりました。


(八景沖。アカメは近くていいな。)

7:40頃には釣り開始。
開始早々に「型見れたよ。ショウサイ。」のアナウンス。ひと流し毎に何処かで揚がるので状況は悪くはないみたいだ。
アカメ狙いの場所はガラ場なんで、誘いに微妙な違和感を感じて仕掛けを上げてチェックすると、大抵カットウ針に海草やカスが付いてるから、きれいに取り除く。

「アカメ型見たよ。」

ショウサイに混じってアカメもポツポツ揚がり出した。

左隣の方も小型だけどアカメを揚げた。この方、相当上手いからアタリを持って行かれないように頑張んなきゃ。

健船長の動作を間近で見たお陰で、何となく自分の誘いも以前より様に成ってる気がする。
誘い下げは意識的にゆっくり。持論の、誘い下げのスピードに型は反比例するアカメ理論の実証のためだ。

30分ほど経って1匹目のショウサイを揚げた。ボウズがなくなって気持ちが楽になる。早い時間で1匹揚がると精神的に優位な状態で魚に挑める。
あとはアカメが出れば。


(1匹目。)

次に出たのはシロギス。アカじゃなくてシロでした。
カットウ針に顔を貫かれてきたけど、
シロギスってアカエビを食べるのか?てか、どうやって食べる気だったんだろう。このあとシロギスを2匹追釣した。


(2匹目。)

2匹目のショウサイを揚げたあと、18cmくらいのカワイイのを揚げた。オケに入れて何の気なしに柄をみるとショウサイじゃなくてアカメだった。
さすがにアカメでこのサイズはキープできない。このあとアカメが来る保証は無いけど資源保護のためにリリース。将来利子を付けて戻って来てくれ。

すると、来ましたよ。アカメが。
25cmくらいの小型だけど、ギリ4人でしゃぶしゃぶができるかな。


(待望のアカメ。)

ショウサイも順調なペースで揚がってるし、待望のアカメも釣れたので最低限の目的は達成。あとはアカメの型を上げることが出来れば。

右舷でタモ入れサイズのアカメが揚がっているから、持論を信じて誘い下げをゆっく~り誘い続ける。

とある流しで、左隣の方がショウサイを揚げたのに続けて右2つ隣のみよしの方も、更に右隣の方まで。自分を飛ばした3連発でショウサイが揚がった。
これは堪える。心中穏やかで居られようはずもないが、平静を装って誘い続ける。ちらと、持論を疑ったりもする。誘いのピッチを上げた方が釣れるんじゃなかろうか?

3連発のほとぼりが覚めかけた頃、掛かった。

アワセをくれて巻き始めると段々重くなり、竿がぐんぐん曲がっていく。良型来たか?


(来ましたよ!)

水面に見えたのは良型のアカメ。迷わず一気に抜き上げる。
ビタン!って音を立てて釣り座に落ちた。口の横にカットウの針2本がしっかり掛かってた。パッと見35cm。でっぷりしているからそれ以上に見える。
大満足のサイズ。

「写真撮るからそのままで待ってて。」

操舵室の窓から顔を出した健船長から声が掛かった。
通い始めてから写真を撮って貰うの初めてだよ。それにも達成感を感じた。


(先の写真撮影に怒って膨れてしまった。)

その後アカメは釣れなかったけど、根掛かりかと手でラインを揺すって外したらエサを喰われてたのと、違和感で仕掛けを上げたらエサを喰われてたうえにカットウのハリスがスパッと切られてたのがあった。多分エサのエビとハリスが重なって着低した時に一緒に喰われたんだろう。
それぞれが大アカメの仕業だとしたら、持論は通用するのかもしれないな。

ショウサイも順調に数を伸ばし、ツ抜け達成。


(沖あがり時に血抜き。血の池地獄みたいだ。)


(満足した心象風景を映したような景色。)

狙いの良型アカメを揚げられたし、釣果もツ抜け達成で自己記録タイだったし、カットウ釣りでも何かを体得できた気がするし、健船長に写真を撮って貰えたし、大満足の2015年の釣り納めでした。


(健船長のブログにアップされた写真を記念に。仏頂面だけど心の中では歓喜の叫びを上げてましたよ。)

野毛屋さんまた来年も宜しくお願いします。

・アカメフグ:3
・ショウサイフグ:12
・シロギス:3
大潮
船中2~24



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