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釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】紅葉を探してドライブする その3(小田原)

2016-12-27 06:08:00 | 日記
最乗寺を出て、大雄山駅近くの蕎麦屋で昼御飯を済ませて、一路小田原へ。

小田原駅周辺の道は、子供の頃の記憶と齟齬がないくらい変わってない。変化は一方通行が多くなったくらいだろうか。


(ニワトリとヒヨコのバルーンアートが可愛かった。)
 
小田原城が近い繁華街のコインパーキングに車を停めて散策する。時間がないから新しくなった城を拝むくらいかな。

ホテルオレンジやナックデパートは今だに健在で懐かしい。城下町特有の町の雰囲気も変わらずに良いな。


(お堀端。)

(カモメ?ウミネコ?)

(カモメだよね。)

お堀に海鳥がいるのは海が近い小田原ならではかな。
お堀端から城内に入ると、整備が進んで昔の面影は薄れてる。城のすぐ近くに住んでたから、城内は庭のようなもので、子供の頃は走り回って遊んだものだった。


(リニューアルした小田原城。)

小田原城の前まで行くと、ここも様変わりしてる。今では猿しかいないけど、昔はゾウを始め、ライオンや羊、孔雀やオウムなど色んな動物がいたもんだ。


(相模湾がチラと見えた。)

子供の頃に7年間を過ごした小田原は今でも特別な場所だ。当時の記憶のままの町並みが郷愁を呼び起こしてくれて懐かしい。

駐車場への帰り道、露天で売られてる可愛い置物に目が留まって立ち止まる。木製の小物入れや皿などの日用品をお手頃の値で売ってる。
この細工知ってる?と売り手のおじいさんに聞かれ、

「寄せ木細工の技法ですね。手が込んでますよね。」

と答えると、知っていたのが嬉しかったようで、この道50年で品評会で入選したこともあるとか、今では趣味で作ってこうして売ってるとか色々話してくれた。


(気になったのがこれ。)

気になった可愛い置物は購入者へのおまけで売り物ではないとのことなんで、かみさんと相談して木目に味があってデザインが気に入った皿を買って、おまけでもらった。


(買った皿とおまけのニワトリ。)

この品なら店で買ったら倍以上の値がするはずだ。と歩きながらかみさんと話してると、

「お客さーん。」

と呼ばれ、振り返るとさっきのおじいさんだった。

「これもおまけにどうぞ。」

と細工品をくれた。

「ありがとう。大事に使いますね。」

良いものを買えた上に、50mはある距離を走ってまで追っかけてきてくれた、おじいさんの気持ちが嬉しかった。


(更におまけの細工品がこれ。玄関に飾ってますよ。)

小田原では紅葉は見れなかったけど良い物と出会えた。有意義なドライブだったな。


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