釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】嬉々悶々と贅沢コースを堪能する (2019/10/23 ショウサイフグ 野毛屋)

2019-10-30 06:04:00 | 釣り
台風の隙を突いての野毛屋さんへの平日釣行。
水曜釣行は初なんで余裕かと思いきや、5:00着で10番目。
週末と変わらんじゃないの。

当然、四隅は埋まってるんで釣り座は左舷舳2番目をチョイス。


(毎度。)

10月になって初の釣行で、船代、氷代、駐車料金を合わせると、500円の割引券を使っても諭吉1人では足らなくなったぞ。(1日フグ船はトータルで10,020円也。)

消費増税の煽りをまざまざと自覚した。
その分釣果も2%アップと行きたいもんだ。


(こんなところに貼り紙が。)

店内をふと見ると、公認インストラクター募集の貼り紙があるではないか。
全釣協のどなたかが来られたのでしょうか?
ちなみに今年の東京での試験は11月30日(土)・12月1日(日)です。


(始めは空いてたのよ。)

船上で準備を始めると、胴突き仕掛けと枝バリを忘れてるのに気が付く。
バックの中が前回スミイカ用の仕掛けケースのままだった。
前回は中オモリを忘れたし、我ながら情けない。
来るものが来ちゃったのでしょうか?

道具箱にあったハリとハリス留めで船上で自作してると、続々とお客が増え、左舷は11名になった。
やっぱ週末と変わらんじゃないの。


(久しぶりの晴天。)

明け方はひんやり感じてた気温が陽が昇り段々と暖まって良い陽気だ。
上空は雲一つない青空でそよそよの風も気持ちいい。

出船すると、15分くらい走るとのアナウンスがある。


(国際埠頭前からスタート。)

予想したとおり南本牧の水路で釣り開始。

絶品のおチビショウサイも獲るために、船上で作成した胴突き1本バリを付けて誘い始める。


(潮はこんな感じ。)

潮は緩いものの流れてる。
ショウサイだけじゃなくアカメも狙うから流し釣りだ。

久しぶりの胴突きを着けての仕掛けだから、カットウ単体よりも誘いの感触が重く、ラインからの感度も鈍くなる。

早くペースを掴もうと、丁寧に誘い上げ、アカメ向けに誘い下げはゆっくり時間を掛ける。
すると、早々に誘い上げに手応え、追いアワセをくれると、ガツン!と来た!

リアランサーが弧を描き、ゴンゴンと首を振るような引きは間違いなくアカメだね。
良型をブチ抜いて船中1匹目をゲット。
幸先良いぞ。


(1匹目。)

お隣の舳の方に、アタリありました?と聞かれ、空アワセです。と答える。
この後、この方はキャストしてショウサイをコンスタントに揚げてた。

船中ポツポツと型が出始めるとショウサイが優勢なようだ。

1匹目から20分後、ゼロテンの竿先がチョンと沈み、すかさずアワセてガツン!


(追加。)

サイズアップの良型アカメを追加だ。
今季初のしゃぶしゃぶが約束される良型2匹は嬉しいな。

今度はアタリがありましたよ、とお隣さんに伝える。

朝のサービスタイムに良型アカメ2匹で、今日はイケるんじゃないのー、と期待値が上がる。
でも、その後はおチビコモンを追加するもののペースダウン。

お隣さんはアカメが来ない、とボヤきつつ、胴突きにショウサイばかりを良いペースで掛けてる。
こちらはポツとカットウにしか掛からない。
誘いの違いなのかな。


(端の橋まで流す。)

水路を端まで流したら朝イチの場所に戻ってひと流し。
仕掛けを入れて直ぐさまアカメを揚げる。
この場所と手が合ってるのかな?

このひと流しで切り上げて八景沖に移動。


(第2ラウンド開始。)

八景沖だとショウサイが優勢なようで、ポツポツと大中小様々な型が顔を出す。
おチビの刺身が楽しみだー。

数ヶ所流すと、寄りと思えるほどのおチビショウサイの群れに当たる。
仕掛けを落として数回誘うとピョコと小さなアタリが出て、船中立て続けに竿が曲がって一気に活気づく。


(11:00に5匹目。)

そんな中で、周りを差し置いて自分だけ連チャンが続く流しがあり、並びの皆さんが沈黙している中で、立て続けに1人竿を高く掲げてゴリ巻きに入ると、また!?とか、全部持ってかれちゃうよ、などとボヤキ声が聞こえる。

我が世の春が来たか。
気持ちいいぞー!

それをおくびにも出さず、周りの視線を感じつつもクールに抜き揚げる。
内心ではウッシッシと下品にほくそ笑んでるんですがね。


(コンディション良し。

しかし、春は長くは続かず、次の流しでは逆に両隣が連チャンするのにこっちは全くアタリもカスリもしなくなった。
何でだ!?

自然はちゃんとバランスを取るのですね。
今度はお隣のウハウハ声を聞きながら、
長くアタらない流しに悶々としつつ、我慢の釣りを続ける。
ここで雑になってはダメだ。
再びの春を待つんだ。

しかし、この差は何なのだろうか。
誘いの差?オモリの色の違い?
おチビたちに聞いてみたいよ。


(12時過ぎにツ抜けのアカメ。)

場所替えでアタリが復活。

何かを変えた訳ではないのに、この極端な違いは興味深い。
この差の要素にアジャスト出来れば更に釣果を伸ばせるだろうな。
それが何なのかが解らんのだけど。


(血抜き中のショウサイたち。)

結局、胴突き仕掛けには1匹も食わなかったから外してカットウオンリーにする。
これで感度が上がって、おチビでもしっかり獲りますぜ。

入れ掛かりもあって活発な食いにテンションアップ、おチビの合間に良型も挟んで釣果を重ねる。
楽しいぞ。


(千葉方面が霞んでた。)

エサを2回お代わりし、3回目が必要になるかと思う辺りでポツと揚がるペースにダウン。

そのまま、お代わりの必要なく沖あがりを迎えた。


(半分以上はクーラーにいますよ。)

結果はアカメとショウサイで18匹、コモン2匹、サバフグ1匹と、サバフグを除く嬉しフグで20匹を揚げた。

途中の沈黙タイムに揚げていればもっと伸ばせただろうにな。
まだまだ引き出しが足らないね。


(コースターの山と富士山が重なってる。)

捌きは港に戻ってから。

捌きの最中に健船長と話すと、今年はもう大貫沖はやらないだろうとのこと。
元々数が出なかったところに台風が重なりショウサイたちは散ってしまったそうだ。

今後は両狙いの贅沢コースからアカメ専門に切り替わるのだろうな。
ショウサイが揚がってるうちに数釣りをしないと。

年間目標の110匹まであと28匹。
何とかあと2回で達成したいな。
頑張りますよ。

・ショウサイフグ : 14
・アカメフグ   : 4
・コモンフグ   : 2
・サバフグ    : 1
船中0~24
長潮


🐡