自粛中に溜まりに溜まった鬱憤を晴らすべく、また、我慢を強いられた美味な釣魚を調達すべく、2週連チャンで野毛屋さんへ。
(毎度。)
(第三忠丸は左端。)
(潮はこんな感じ。)
(出船。)
(波なし。風そよそよ。)
(係留されてる船をかすめて移動中。)
(風景写真ばっかり。)
(カウンターはゼロのまま。)
まさかアジでボウズを食らうのか!?
周りの方々も打ち返して誘い続けているものの、傍目で見てると諦めからか、ぞんざいな誘いになってるようだ。
(ヤバいよ、ヤバいよ。)
(さあ、来い。)
(あがり間際の10:51に1匹目。)
(風景写真で終わり。)
(天国から地獄だったと俊船長。)
予約済みだし、アジなら釣り座に拘る必要がないから遅出でも良かったものの、期待の現れで早く目覚めちゃって、いつもどおりに家を出る。
それでも野毛屋さんに4:50着で17番目。
定員を半数にしてるのにこの番手はなかなかだな。
皆さんも鬱憤が溜まっていたのでしょうね。
(毎度。)
受付けを済ませたら密を避けるために宿内には居られないから、そそくさと船に向かう。
午前船のみの釣行は久しぶりだ。
なぜ午前だけで午後のフグ船に乗らないのか?
それは、早く帰って釣った大量のアジをマシーンと化して捌くためですよ。
本日の晩には刺身となめろう、明日の晩はフライ、とメニューも決まってるし、更に残りは干物にしたいからね。
既に皮算用しまくりですぜ。
(第三忠丸は左端。)
釣り座は左舷大艫。
皆さんが撒いたコマセの恩恵にあずからせていただきます。
大艫に治まって準備。
ロッドホルダーをセットして、水汲みバケツで海水をクーラーに入れて海水氷を用意。
手返しのために小道具の位置も考えて、釣果カウントのためのカウンターも出しておく。
仕掛けは2mのケイムラコーティングの3本針をセット。
すなわち、本気モードの仕掛けですよ。
(潮はこんな感じ。)
アジ船は出船ギリギリまで人が乗ってきて、定員の半分なものの満員だ。
出船して移動中に中乗りのSトシくんが昨日の釣れっぷりを教えてくれた。
仕掛けを落としてコマセを撒く前にもうアジが掛かる入れ食い状態だったそうだ。
釣りとして面白いかは別として、コマセがいらないほどの爆釣なんて経験してみたいな。
(出船。)
期待を胸に釣り開始。
さあ、昨日の続きで爆食いがあるかな、とオープニングヒットを待つ。
2セットの誘いをこなして無反応。
コマセを詰め替えて打ち返す。
朝イチは食わないことがあるからね。
まずはコマセを利かせないとね。
と、打ち返しのルーチンを繰り返す。
でも、船中無反応。
まあ、朝イチはこんなもんでしょう。
(波なし。風そよそよ。)
場所を変えても船中沈黙が続く。
潮が効いてないな。
「反応出てきたよー」
と、俊船長お馴染みのアナウンスがあっても無反応だ。
2m~3、4mくらいまで浮いてるとのことだけど、どのタナを狙っても音沙汰無し。
こりゃ、渋いぞ。
(係留されてる船をかすめて移動中。)
これまで渋い日のアジ釣りは何度かあったけど、渋いなりに船中どこかでポツと揚がってた。
ところが、今日は全く揚がらないし、アタリもカスリもない。
こりゃ、ヤバいかも。
(風景写真ばっかり。)
2時間経過し、いまだ無反応。
こんな時はコマセを撒き過ぎず、誘い過ぎない方が良いと記憶してる。
優しく、動かし過ぎないように誘いを入れ、コマセはパラッと漂わせるくらい。
それでも無反応。
沖あがりまで30分を切った。
いよいよ持ってヤバいぞー。
(カウンターはゼロのまま。)
まさかアジでボウズを食らうのか!?
周りの方々も打ち返して誘い続けているものの、傍目で見てると諦めからか、ぞんざいな誘いになってるようだ。
諦めたらそこで試合終了。
何度もそんな局面を経験してるから、ここで集中力を切らしたらだめだ、と自分を戒める。
(ヤバいよ、ヤバいよ。)
すると、打ち返したフォール中に巻き揚げ中のお隣さんとオマツったようだ。
「すみません。オマツリですね。」
とペースを合わせて巻き揚げると、絡まった仕掛けに40cm近い良型のアジが掛かってるではないか!
食ってるのはお隣さんの仕掛けだ。
お隣さんは持ち込んだオキアミをエサにしてたね。
本日初のアジを目にして、急かされる思いでオマツリをほどくやいなや、仕掛けを落とす。
(さあ、来い。)
タナはベタ底の2mに狙いを絞る。
今日は向こうアワセで食わないだろうから竿先を凝視して僅なアタリも見逃さないぞ、と集中。
まるでフグ釣りみたいだな。
そこにククンと小さなアタリ。
アワセを入れて巻きに入り活性を感じつつ、「やっとだー」と仕掛けを揚げると、いない!?
痛恨の巻きバレ。
そんなに食いが浅いのかー。
アワセがまだ甘かったようだ。
すぐさま打ち返し、再度ベタ底狙いのタナで待つ。
バラしてボウズでは終われない。
来い!来い!
念じるも通じず、刻々とあがり時間が近づく。
バラしから数回打ち返すと、竿先にクンと待望の小さなアタリ。
今度はゆっくりと竿を掲げて乗せるようにアワセを入れる。
震える竿先、活性あり、掛けた!
追い食いさせる余裕はないから直ぐに巻き揚げる。
引きから型は大きくないけど、今は1匹。
とにかく1匹が欲しいのよ。
慎重に抜き揚げると、上顎のセンターにしっかり針掛かりしてる。
これならまずバレない。
下針に食ってたからやはりベタ底だな。
(あがり間際の10:51に1匹目。)
撮影もそこそこにエラを切ってバケツに入れ、直ぐに打ち返す。
時間がないから焦るものの、誘って暫く待たないとアタリが出ないようで、時間を掛けねばならないジレンマ。
ジリジリと炙られるように心中穏やかではいられない。
待った甲斐あって、同じように小さなアタリにアワセをくれて2匹目をゲット。
(風景写真で終わり。)
そこで沖あがり。
結果は2匹。
アジ釣りの最低記録を大幅に更新したし、こんなに苦労したのも初めてだ。
船中で型を見れたのは数人ではあるまいか。
(天国から地獄だったと俊船長。)
昨日と今日で一体何が違ったのか?
昨日コマセを食べ過ぎたから?
底潮が動いていなかったから?
アジに聞いてみないと分かりませんね。
これが自然相手の釣りなんだよね。
危うくボウズを免れ、過去最低釣果を記録した記念すべきアジ釣行でした。
トホホ。
・アジ : 2
船中:不明
小潮
🐡