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【感】飯盛山で白虎隊に思いを馳せる (家族旅行・会津若松 2日目)

2019-10-12 06:16:00 | 日記
「うえんで」でラーメンを堪能したら、宿に向かう前にどこか観光するか、とその場で検討。
勝手知ってるんで無計画のままの行動だ。

自分とかみさんはどこも行き尽くしてるから子供たちに尋ねると、長男が飯盛山(「めしもり」じゃなくて「いいもり」ですからね。)が良いと言う。

白虎隊が自決した場所と知ってるものの見たことないから、が理由らしいが、幼児の頃に連れて行ってるんだけど、昔過ぎて記憶に残ってないか。
次男は正真正銘訪れるのは初になる。


(下から臨む飯盛山。)

(全貌はこんな。)

飯盛山の参拝路の両脇にはお土産屋が軒を連ね、墓所へは長い石階段を昇る。
足腰がつらい方には有料のエスカレーターがありますよ。

石階段をえっちらおっちら昇った上には、白虎隊士のお墓が並ぶ墓所がある。


(白虎隊士の墓所。)

そこから右手に折れて進むと、白虎隊士がこの飯盛山から鶴ヶ城方面を眺めて燃え盛る炎を見、既に落城したものと絶望し、生き恥を晒すぐらいならと自刃した場所がある。


(鶴ヶ城を眺める隊士の像。)

(そこからの城下の風景。中央に見えるのが鶴ヶ城。)

白虎隊士は14~17歳だったそうで、ちょうど次男が17歳。
その年齢でお国を背負って戦い、自刃せねばならないとは切な過ぎる。





でも、当時の隊士が不幸だったかと言うと、それは分からない。

彼らが不憫だ、と思うのは現代の我らの感覚であって、生きることの目的やそこから得られる喜びは、現代の我々よりも当時の彼らの方が上だったかもしれない。

隊士の墓を見てそんなことを思った。




(確かにサザエに似てる。)

墓所から下ったところには国の重要文化財に指定されている、さざえ堂がある。

さざえ堂は六角三層のお堂で、内部は二重螺旋の坂になっていて、上りと下りですれ違わずに観覧出来る珍しい構造。

まだ内覧をしたことがない子供たちだけで見に行かせる。



(清流でした。)

さざえ堂から更に下ると、白虎隊士が猪苗代からの退却の際に通ったと言われる洞穴がある。

麓のお土産屋まで戻ったら、長男は先輩へのお土産に新撰組のハッピを購入。
会津は新撰組とも所縁があるからね。

駐車場に戻ったら16時近い。
今日の宿は桧原湖畔のホテルだ。
裏磐梯のワインディングロードをひとっ走りして向かおう。


🐡


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