釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】東扇島西公園の釣り

2016-05-16 12:05:00 | 釣り
久し振りの陸っぱりで行った東扇島西公園。
以前の釣行記録の中で書いた釣り場の解説を改めて書いておこう。



(場所はここ。)

東扇島西公園は全長600m程もある川崎市では貴重な釣りができる公園で、休祝日には多くの釣り人が訪れるファミリーにもおすすめの釣り場。
東扇島には東公園もあるけど、こちらは釣り禁止だから注意。

川崎市のホームページの解説はこちら

潮通しが良い人気の公園先端は徹夜組もいる滅多に入れない鉄火場。シリヤケイカが良く揚がるようだ。
先端から方位広場あたりは80mくらいまで根があるので100m以上の遠投が必要。常連さんに聞くと、シロギスは型、数ともにここのポイントが良いとのこと。手前でサビくと即根掛かりする。


(方位広場付近。)

公園中央付近での釣りは1回しかない。50m付近にキツい高根があって、PEを高切れさせてからは恐くて近寄らなくなった。でも、夏場はマゴチの一等ポイントらしい。


(中央付近。)

第一駐車場から公園手前側にはウッドデッキがあって本気投げにはちょっと窮屈。岸から手前30mくらいは根があるので50m以上投げるのが安心。狙い目は80m付近のカケアガリ。
根があっても粒根がある程度なのでファミリーにおすすめの場所。釣果は落ちるけどね。


(ウッドデッキがある手前側。)

東扇島西公園はハイシーズンの休祝日だと5:00には行かないと釣り場を選べないかも。

エサは第一駐車場にアオイソメの自販機があるし、勇竿さんの出店があるので現地調達できる。
釣果状況も勇竿さんのHPでチェックできるのでありがたい。

勇竿さんの釣果情報

ここは公園なのでトイレや水道が完備してるし、24時間の駐車場(有料)もあり、芝の広場もあって、家族連れでものんびりできる。

常連さんやベテランの人達もいるけど、釣具屋の初めてセットを買ってきたまま乗り込んできた家族や、釣りを始めて間もない方々も良く見る。入門にもいい場所だけど、サビキ釣りのターゲットが揚がってないと釣果の面はやや厳しいかもしれないな。
ウキウキして愉しげに釣りを始めても、釣れないことに飽きた子供たちが原っぱに遊びに行っちゃう姿も度々見かける。

週末にびっしりと人が押しかける釣り場で釣果を揚げるには、それなりに釣りの基本を知っておかないとね。
次はそのあたりを整理してみようかな。



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【食】シロギスの糸造り・骨せんべい

2016-05-15 10:01:00 | 釣魚料理
東扇島西公園で今季初の陸っぱり投げ釣りは強風の中、何とか本命のシロギスを2匹揚げられた。

2匹ともかわいいサイズなんで、4人でペロッだけど大切にいただきます。


(貴重な2匹。)

シロギスは3枚に下ろして塩水で身を洗う。確か長崎屋さんのホームページで身の甘みが増すと書いてあったような。

中骨は洗って水気を取って干してカラカラに乾燥させる。


(ちょっとを皆で分け合うにはこれ。)

皮を引いて細切りに下ろして糸造りに。
一日寝かせた身は弾力が落ちるけど旨味は増す。シロギスは小さいのに白身魚の旨さが味わえていいな。


(ビールと共に。)

干した中骨は冷蔵庫の在庫分と合わせて素揚げして骨せんべいに。軽く塩していただくといいツマミになる。子供たちもお気に入り。


(サクサクで旨いよ。)

釣魚料理としては淋しいな。なんて思うのは沖釣りに馴れたからか。

昔、陸っぱり専門だった頃はかわいい釣果でも喜んでたのに、充足のレベルが上がっちゃったかな。
小物たちも好きなんだけどね。



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【釣】シロギス 5/5(東扇島西公園)後編 「おチビたち」

2016-05-12 12:10:00 | 釣り
勇竿さんのお陰でようやく釣りを再開。今度は根に入る前に早めの巻き上げを心がける。

相変わらず風は強いままで弱まる気配なし。


(方位広場を後方から。)

丁寧にサビきつつ、気持ち長めにステイを取ってアタリを待つが、反応なし。

何度か打ち返すと3~4色の境目にあたる根際が底に変化があっていい雰囲気だと判ってきた。ここで置き竿気味に長くステイして様子を伺う。
風が強くても、シロギスのアタリは竿先を揺らすほど明確にブルブル来るから逃すことはない。

すると、チョンと言うような微かな違和感。数秒置いた後に巻き上げる。何かが付いてるような、いないような巻き心地で揚がってきたのは、


(おチビちゃん。)

5cm程のカレイ。
小さなお口にジャリメを食わえていじらしこと。撮影の後に優しくリリースした。できればお父さんかお母さんを呼んで来てね。

リリースサイズでも魚が見れたのは嬉しい。やる気スイッチが入りました。

次も同じ場所を狙うと、またもチョン。続いたのは、


(おチビPART2。)

やはり5cmほどのメゴチ。こちらも即リリース。大人は居ませんかね?

根際に狙いを定めて暫し置き竿で待つ。
イスに座って海と竿先を眺めていると気持ちがいい。いつもの湾フグの、立ちっぱなし、誘いっぱなし、集中しっぱなしの修行のような釣りじゃなく、のんびりまったりした釣りも良いもんだ。


(風がなければ良い釣り日和なんだけどね。)

すると、見ていた竿先がククンと小さくお辞儀した。浅くゆっくり繰り返すアタリで、居食いしてるような感じ。キスじゃないからまたカレイかな。

食い込むまで暫く見守り、頃合い良しと竿を手に取り煽る。何かが掛かってる感触あり。ビンビン活性反応はないけど抵抗感はあるから、やはりカレイみたいだ。感触からサイズは20cm前後位かな。

大事に巻き上げを開始すると、段々と重たくなってきた。ヤバイ、と思って早巻きに切り替えた時にはもう遅かった。ガチッと止まって巻けなくなり、竿を高く上げて煽ったらフッと軽くなって、魚ともどもまた力糸から逝ってしまいました。
(´Д`|||)

恐らく根掛かりで切れて海中を漂ってたラインに絡め取られたんだろう。ひょっとしたらさっきヤラれた自分のラインかもしれないな。勇竿さんで買った力糸が2本組で良かった。


(原っぱに日除けテントとか張れます。)

再度力糸を結び直して、打ち返す。何度か探っていると、ブルッとキスのアタリが来た!
サビくのを止めて様子を見る。ブルッが続くのを確認して竿を引いてアワセながら巻きに入る。今度は根に取られないように早巻き。

天秤とオモリが水面に揚がってきた先に白い魚影が見えた。シロギスだ。
投げ釣りは、近づいてくる釣果が見えたこの瞬間の喜びも癖になる。


(本命1匹目。)

15cm程のかわいいサイズ。
口の先端に辛うじて針掛かりしてた。アタリが小さいし、食いも浅いから活性が低いのかな。10:30でようやく1匹目。投げ釣りで今季初のシロギスだから大事にキープ。

風は弱まる気配なく強く吹き続けてる。
待ちの釣りを中心にして打ち返すけど段々風が煩わしく感じてきた。

12:00頃。手持ちで長く留め置いたところにブルッと小さな感触。大事に取って2匹目。


(やっぱりおチビ。)

同じく15cmくらい。
シロギスは12cmくらいから繁殖できるそうだから、12cm以上がキープサイズの1つの目安。

風が止まないから暫くまったりと休憩。

その後、隣に本気投げのキャスターが入ってきた。3mの隙間にだったけど、いいですか?と訊かれたら、ダメとは言えないよね。
道具を見るとかなりの本気の方で、キャストしても自分ほど風の影響を受けてない。PEが高本数撚りの0.4とか0.6なんだろうか。これなら強風でも釣りになるな。今度巻き替える時は考えよう。

結局、そのまま仕掛けを入れずに12:30で撤収。風に負けました。

安くあげるつもりが力糸、天秤、オモリを2セットで総額4,000円相当を喪失。痛かったけどのんびり出来たから良いか。そのうちまた来よう。

・シロギス : 2
・カレイ : 1
・メゴチ : 1
大潮



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【釣】シロギス 5/5(東扇島西公園)前編 「勇竿さんに感謝!」

2016-05-10 21:03:00 | 釣り
ブログで履歴を確認したところ東扇島西公園への陸っぱり釣行は2015年6月以来で約1年振り。すっかり湾フグにハマってたからご無沙汰ですわ。

ゴールデンウィーク、しかも荒天明けなので4:30現着を目指して家を出る。この時間なら下道で1時間ほど。
途中道沿いのシマヤ釣具店さんでエサのジャリメとサヨリ針を購入。よくホームページで釣果をチェックする勇竿さんは、行きだと反対車線なんだよね。

公園奥側の第2駐車場に停めて釣り場に向かうと4:30過ぎで釣り座はほぼ満席で驚いた。レジャーとして釣りの人気が高まってきたのかな。


(釣り座はここ。)

所々に前日の雨による水溜まりが残っていて、釣り座が広く取れない場所が辛うじて空いていた。方位広場近くで空いていた一つ分の釣り座に滑り込めた。


(釣り座からの景色。)

しかし風が強い。
予報よりも強くて体感で7、8mは吹いているんじゃなかろうか。こりゃ痛い誤算だ。

周りをみると、サヨリ狙いか浮きコマセの人が多い。シリヤケイカ目当てにエギを使っている人、スズキ狙いかエビ撒き釣りの人もいる。

この辺りの釣り座は80mより手前は根がキツくてチョイ投げは即根掛かりで釣りにならない。底を狙うには本気投げしかない。


(釣り座の後ろはこの状態。)

竿はサーフランダー405EX 、リールはスイングキャストXT、スーパーシグナル天秤に浮き上がりが早い25号の発泡オモリをセツトして、まずは仕掛けを付けずにキャストして底の様子を見る。
強い向かい風で4色チョイしか飛ばないし、ラインが煽られて戻って来ちゃう。PE0.8号だから風の影響をモロに受ける。参ったー。
(投げ釣り用のPEラインは25mごとに色分けされていて、4色は100m。)

底をサビいて来ると、やはり3色に入ると根が出てくる。力糸の分を足して90mより先で釣りをしないとダメなようだ。風のせいで探れる範囲は30m位しかないぞ。厳しいー。
( ´△`)

3投してアタリがないから、徐々に3色を割り込んでサビいたら根に掛かった。軽く竿を煽ったら外れたが、それが着底した所でガッチリとハマっちゃった。煽っても緩めても微動だにせず。参ったー。
(´Д`|||)

意を決して、ラインを張りリールから一直線になるように竿を寝かせて徐々に後ろに引っぱる。これ、投げ釣りで根掛かりを外す基本。強く煽って外そうとすると竿を傷めるからね。
頼むから力糸は残ってくれー。と祈りながら引くと、フッと軽くなる。巻き上げると力糸との継ぎ目からプッツリ逝ってしまった。ショック!
o(T□T)o

もっと慎重にサビくべきだったー。
替えのスプールにも力糸はないし、買い置きもない。ケチらずに予備を買っとくべきだったー。後悔先に立たず。5:30にして釣り終了か?
暫く呆然とイスに座り込む。
(T_T)

投げ釣りを諦めて、他の釣りものに切り替えるか。コマセを買ってないからコマセなしのサヨリ狙いか、ヘチ釣りか。でも周りは全然釣れてないし。
東扇島西公園には勇竿さんの出張店舗があり、開店は6:00のはず。でも以前に聞いたらPEの力糸は置いてないと言われたな。
と、ここでタックルバックにカツトウ仕掛け自作用の10号フロロラインがあるのを思い出した。これで力糸の代わりが務まるのでは?うん、ナイスアイデア。
d(⌒ー⌒)!

強風の中で苦労してPEラインの先に10m程フロロラインを結束し、ウッドシンカーを付けて試し投げ。
怖くて振りきれないから3色しか飛ばない。すなわち、根を越えられないから釣りにならない。無理かー。
┐(´д`)┌


(混み混みです。)

7:00頃にダメもとで第一駐車場にある勇竿さんの出張店舗に行って聞いたら、やはりPEの力糸は置いてないとのこと。
参ったー。って顔をしてると店のお兄さんが、本店からもう一便来るから確実に買ってもらえるなら取り寄せますけど、どうですか?と言ってくれた。

買います!買います!一も二もなく飛びつく。
\(゜ロ\)(/ロ゜)/

電話して聞いてくれたら、直前に本店から出たところだけど戻ってくれるとのこと。ありがたい。助かったー。

お兄さんは、2本組の定価販売になっちゃうんで、すみません。すみません。と恐縮するけど、全く問題ないっす。ゴールデンウィークの釣行がこれで終わるのに比べればね。

届けてくれたお姉さんにも念入りにお礼を言って力糸を入手。
勇竿さんには感謝、感謝ですわ。
m( _ _ )m

そんな勇竿さんのホームページはこちら

2時間ロスしてようやく釣りを再開できた。

<後編に続く>

後編はこちら



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【釣】釣行前記 5/5(東扇島西公園)

2016-05-07 13:03:00 | 釣り
4月30日に2週続けて野毛屋さんに出動したけど、折角のゴールデンウィークだから連休中にもう1回は釣りに行こうと考えた。
さすがにもう船には乗れないので、安くあがる陸っぱりで、時期的に釣果が出始めるシロギスを狙いに東扇島西公園に行こうと思い立った。

しかしながら、3連休は中日の4日が雨が絡んだ生憎の荒れ予報。その影響で前日の3日も風が強い。
投げ釣りだから、釣り場が南西に向く西公園で南西の強風はアゲインストになって厳しい。必然的に風が落ち着くだろう5日の釣行しか選択肢がなかった。連休なのに残念。


(場所はここ。)

東扇島西公園は川崎市では貴重な釣りが出来る公園で入場無料。24時間の駐車場もあり(有料)、トイレ、水道も完備している。多彩な釣果も見込める人気の釣り場。
個人的にものんびり、まったりと釣りが出来るところがお気に入り。

普段の週末でも混むけど、ゴールデンウィークだから徹夜組もいるだろう。
めちゃ混むだろうから釣り座を確保するためには相当早く現地入りせねばなるまい。

昨年の本牧海釣り施設での根掛かりで欠損したままだった本気投げ用リールに力糸を繋ぎ、タックルバックの中身をフグ仕様から陸っぱり仕様に替えて、準備はOK。
現在、西公園ではサヨリも揚がってるようだから念のために投げサビキ用の浮きとカゴも持って行こう。

約1年振りの東扇島西公園。
楽しみだ。



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