釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】キャスティング・ららぽーと・IKEAをはしごする

2016-06-16 12:07:00 | 雑感
前回の野毛屋さんでの釣行で根掛かりして仕掛けを失った。
胴突きやカットウ仕掛けは自作してるからそんなでもなかったけど、痛かったのは「健魂」からコレクトしてた8号色付き丸オモリを喪失したこと。
8号丸型のストックがあと1個になっちゃったから買って補充しなきゃ。

休暇の10日(金)、かみさんがIKEAに行きたいと言うから、その近くのキャスティング港北店に初めて行ってみた。



(2015年10月オープン。)

元は二木ゴルフだった場所で、ららぽーと横浜のすぐ近く。こりゃ便利だ。


(場所はここ。)

売場も広くて良いな。
リールは殆どが直に触れる展示がされているから、購入に迷ってるものがある時に良いだろう。
フォースマスター800があったので触りながら、

「これ欲しいんだよなー。」

と、ボーナスも近いんでかみさんを軽く叩いてみたら、チラと値段を見て、

「無理、無理。」

と軽くいなされた。無念だ。
(ー_ー;)


(駐車場からはエレベーターで行ける。)

予定通りカットウ針に丸型6号と8号オモリを購入して店を出た。

次に直ぐ並びのららぽーと横浜に寄ってさくっとお買い物。平日だと駐車場が無料だし、空いてて助かるな。


(画像はいただきました。)

その後、車で数分のIKEA港北店に。



(久しぶりに来たな。)

フグ釣りで身欠きに下ろしてもらった身を入れるのに、IKEAのジップ付きビニール袋を使ってるので補充のため購入。


(6Lと4.5Lのセットが便利。)

いつかはこの6L袋に収まりきらないぐらいショウサイフグを爆釣したいもんだ。

IKEAはぐるっと1周するだけでちょっとした散歩になる。
会計後にホットドッグ(トッピングあり)とドリンクバーのセット(170円)で小腹を満たす。


(この距離感。)

港北でのはしごは楽しめた。
平日だからこそストレスなく回れたのだろうな。週末だときっと、人と車でごった返してへろへろになっちゃうだろう。

更に帰りがてら4件目にダイソーに寄って、オモリ着色のための品を買った。
失った健魂の替わりに自前で色付きを量産するつもり。手仕事に励みますか。



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【食】ショウサイフグと白子のフライ・刺身

2016-06-13 12:03:00 | 釣魚料理
6月4日(土)の釣果はショウサイフグ5匹。後半に風とうねりに悩まされて、結果も今一つ。コンスタントにツ抜けるくらいに成れないもんかね。


(下処理完了。)

5匹中、白子は4腹分と高確率だったのが救いだな。お楽しみは確約されたからね。

まずは外せない白子ポン酢。
下処理した初日にいただいた。


(定番だね。)

決してしつこくないトロッした旨みとコク。ポン酢と小ネギでさっぱりいただける。期間限定だから有り難みも増しますな。


(集合写真。)

メインは翌日。
いろいろレシピを検討して、今回も初のメニューに決めた。

やはり刺身は欲しいので一番小振りな1匹を薄く下ろす。


(1匹分でもそれなりに。皿は自作。)

刺身は小さい方が旨いと聞くけど、確かにその通り。1日寝かせたのも手伝って、旨みが濃い。これぞショウサイフグという良い身質だったな。しあわせー。
( ´∀`)

そして初のレシピはフライ。
唐揚げ、天ぷらに続く三大揚げ物の最後を飾る品。併せて白子もフライにしちゃうぞ。


(右が白子。左が身。)

身は三枚に下ろして、白子は片腹ずつ、玉子にくぐらせ小麦粉をはたき、パン粉を着けてサックリと揚げる。

身はほっくりサクサクでもちろん旨い。ちょっとソースを垂らしていただくとご飯のおかずにも良いな。
三大揚げ物はどれも甲乙着けがたい。どう料っても旨いショウサイフグをさすがと讃えるべきだな。


(再度集合写真。)

白子のフライはビックリ!まんまクリームコロッケだ。しかも絶品の。
サク、トロの食感と、口に広がるコクと旨み。堪りませんな。こりゃ火を通す白子料理ランキングで天ぷらを抜いてトップだわ。

和・洋、いかように仕立てても応えてくれる素材の良さ。ショウサイフグさすがだ。と改めて感心させられたな。

・ショウサイフグの刺身
・ショウサイフグのフライ
・ショウサイフグの白子ポン酢
・ショウサイフグの白子フライ


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【釣】ショウサイフグ 6/4(野毛屋) 「うねりにうなる」

2016-06-09 12:03:00 | 釣り
最近の好調な釣果に白子シーズンインが手伝い、更に梅雨入り前ともあって混むに違いないと予想して、野毛屋さん着は5:00。既に10台を超える車が停まってたけど、大潮周りでマダイ船も出るから、フグ船はぼちぼちってとこだろうか。


(駐車カードは15番目。)

5:15には旦那さんが駐車カードを配り始めた。30分に宿が開いて左舷みよし2番をゲット。フグ船は以外と空いてるぞ。

乗船して準備をしてても左舷6名で胴の間が空いていて全然余裕。混むだろうと予想してたのに、読みが当てにならんなー。


(気持ちの良い朝でした。)

しかし、出船間際の7:00にパタパタと7人が追加で乗り込んで左舷9名、右舷10名とそれなりの人数で出船になった。

大貫沖で錨を下ろして釣り開始。
直ぐさまスーパーみよしで船長見習いのユキちゃんが揚げてる。早っ。


(大貫観音が目の前。)

続いて右隣のみよしの常連の方が掛けて、巻きに入ったらラインブレイク。
それを横目に見た後、直ぐに竿先にアタリ。サクッと掛けて1匹目。枝針に食ってきた。


(お刺身サイズの1匹目。)

右隣の方が復帰して掛けて、巻きに入ったところでまたラインブレイク。えーっ!って、そりゃそうですよね。
ユキちゃんにガイドがササクレてんじゃないの。と言われてたけど、2連続はめげるよねー。


(3匹がポンポンと。)

隣の方の分をいただけちゃってるのか、1時間程で3匹が揚がって、こりや余裕のツ抜けペースだな。下げ潮残りの今でこれ、潮先の上げ潮になったら更にペースが上がっちゃうんじゃないの。と皮算用してほくそ笑む。

再度復帰した右隣の方、三たび掛けて竿を大きく曲げてる。良型が来たぞー!と船長、ユキちゃんが見守る中、今度はラインブレイクせずに巻き揚げたのは、シリヤケイカ!面白過ぎるー。思わず笑っちゃいました。
(σ≧▽≦)σ

この模様は健船長のブログに写真が載ってます。

誘いで掛かった4匹目は上に泳いだんでテンションが抜けた。逃がすものかと慌ててゴリ巻きしてテンションを戻し、トップガイドにスナップが掛かったか巻きが止まったところで抜き揚げた。
すると、手元に来るはずのショウサイフグが大分下を舞ってる。あれっ?と思った時にはフグは舷側にぶつかってカットウから外れ、海にポチャン。無念のバラシ。

何てこと?おかしいぞ。と良く良くチェックしたら10番あたりのガイドにラインを通し忘れてた。PEとリーダーの結束部が通ってなかったガイドの足に引っ掛かって巻きが止まったんだな。何とも初歩的なミスでお恥ずかしい。
(´▽`;)ゞ


(10:30頃が底り。)

潮止まりになるとパタッとアタリも止まった。それから上げ潮が効いてくるのに併せて、風がどんどん強まってきた。風に煽られた波も寄せてきてうねりも強くなってきた。

潮先は良いが潮が早く、強風にも吹かれてラインが船底にどんどん入っていく。うねりで誘ってるつもりがオモリが思ったほど浮いておらず直ぐに着底しちゃうから、誘いが効かない。
うーん。難しい釣りになってきたぞ。


(富津海岸では凧上げしてたな。)

大きく誘ってうねりをいなすも、揺れと風でアタリが捕れない。タイム釣りで1匹追加するけどペースはガタ落ち。
ツ抜けどころじゃなくなって、次の1匹に必死になる展開。

そんな中、スーパーみよしのユキちゃんは良いペースで揚げ続けてる。さすがだ。

誘いでガッ!と止まった。
オリャと巻き始めると、竿先がグイと入ったところで微動だにしない。大型か?エイか?根か?暫く綱引きをしても活性反応がないから根掛かりと判断。ラインを持って揺すって外そうとしたら船底に擦れてラインブレイク。仕掛けの消失は痛かったけど、隣の方を見てたからヘッチャラだよ。


(船長のブログから。こんな状態だった。)

リーダーを結束する時間を惜しんで、予備のリールに付け替えて復帰するも、追加は1匹で結果は5匹。
潮先の上げ潮で2匹しか揚げられなかった。エサは取られてたのに掛けられなかった。波風の中でも捕れる腕ではないということだな。
まだまだ修行が足らんのだね。
引き続き精進します。

・ショウサイフグ : 5 (白子は4)
船中0~28
大潮



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【釣】釣行前記 6/4(野毛屋)

2016-06-06 12:10:00 | 釣り
6月に入り、次回の釣行日程を決めるために毎日ネットの天気予報とにらめっこ。ターゲットはもちろん釣果も白子の入りも好調なショウサイフグ。

予報では6月2週目に入ると天気はぐずつき始め、候補として考えていた11日(土)には雨が絡んでくる。その頃にはきっと梅雨入りもしてるだろう。(5日に関東が梅雨入りと発表されたね。)


(10日間天気予報を参考に。)

となると、梅雨入り前の6月4日(土)に行ってしまうか。午後から南西風が強まり、うねりも出そうだけど多分大丈夫だろう。
大潮で干潮が10:30頃だから上げ潮有利のみよし側の席を取ろう。


(タイドグラフのアプリは便利。)

あれこれ考えて4日(土)の釣行を決定。
波風が若干の不安要素だけど釣果は確保できるだろう。


(これですよ。)

このところ釣果が好調だから混みそうだ。家を早く出よう。
白子よ待ってろよ。



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【感】釣りの基本を考える その2 「シロギスの釣り方」

2016-06-02 12:03:00 | 雑感
その1からの続きは実釣編として、投げ釣りでシロギスを釣るためのポイントを整理しよう。


(俎の上のシロギス。)

◆エサの付け方

シロギス釣りのエサはジャリメやアオイソメが一般的。
ここではイソメと総称しておこう。

そのイソメの頭を取って、針の軸から真っ直ぐイソメが垂れるように通し刺しにし、針先は出す。
針から垂らす長さを1cm前後くらいになるようにイソメを切る。
針に刺す前に、予めその長さに切っておいた方が付けやすい。

たまに針に丸々1匹を付けてる人を見かけるけど、シロギスはエサを吸い込んで食べるから、アタリがあってもイソメの先を食われるだけで口まで針が届かないから、当然釣れない。
(カレイ狙いなら丸々を何匹も付けるのが正解だけどね。)
シロギスはエサを小さく付けるのが基本。

◆投げ方

投げ釣りはオモリの重さで竿をしならせて、その反発力で仕掛けを遠くに飛ばす。
竿を勢いよく振り回して飛ばす訳じゃない。
ここがポイント。

不慣れな人は飛ばすためにとにかく速く竿を振ろうとするから、反って距離が出ない上にコントロールも定まらない。

ゆったりと振り始めてオモリの重さをしっかり竿に掛けることで曲げ、その重さを感じたまま右手で竿を押し出すように振り、斜め45度でピタッと止める。
すると、曲がった竿が元に戻る反動でオモリを飛ばしてくれる。

中には助走をつけたり、竿を海に投げ出すんじゃないかって振り方の人を見るけど、基本型を理解して練習した方が良い。
仕掛けを遠くに飛ばすことができれば、それだけ広い範囲を探れるから、魚が釣れるチャンスが増える。

◆居場所を探る

仕掛けを投げ入れたらそのまま置き竿にして、ひたすら魚が掛かるのを待ってる人を見かける。

その1で書いたように、海の中は魚がいない場所の方が多いのだから、これでは釣れない。
たとえこれで魚が掛かったとしても、たまたま「釣れた」のであって「釣った」ではない。

シロギスは砂地で海底に変化がある所、ヨブと言われる窪みや、カケアガリと言われる斜面にいる。
だから、仕掛けを投げ入れたら積極的に変化がある場所を探すように仕掛けを動かす(これを「サビく」と言う)。
これがシロギスへの誘いにもなる。

投げ釣りでは仕掛けをサビいて、シロギスの居場所を探して、エサを届けて、食わせて釣る。ここがポイント。

◆掛ける

シロギスのアタリは明確に出る。
竿先を揺らし、手元にブルブルッとはっきりと伝わるほどに。
ただ、その時のシロギスのやる気によって食い方は変わってくる。

活性が高い時は一気にエサを吸い込むから、ブルッと来た時には針を飲み込んで掛かっていることが多い。
活性が低い時や水温が低い冬場や初春では、初めから口を使わずにエサにちょっかいを出してから食べるとされている。
これは前アタリと言うヤツでこの時のブルでアワセてもまず掛からない。
その次に来る本アタリを取って掛ける必要がある。

その日のシロギスの活性によって、アワセのタイミングを見極めて掛けるようにする。
と言っても湾フグのように掛けることにシビアな釣りではないから、アタリがあれば7割ぐらいは獲れると思うけどね。

◆食べる

釣ったシロギスは海水氷でキンキンに冷えたクーラーに入れて絞めれば鮮度もバッチリ。

家に持ち帰ったら、ぜひ天ぷらで味わってみてほしいな。
これまで食べた市販品やお店(高級店は除く)のと比べたらきっと驚いちゃうだろう。
しあわせを噛みしめちゃうだろう。

と書いてるだけで、久しぶりにシロギスの天ぷらを食べたくなってきちゃったよ。


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