釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】親子DEエンジョイフィッシングスクール2017 (LT五目 10/9 与兵衛丸)

2017-11-14 06:00:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィッシングスクール」

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行して支援しつつ、釣りを楽しみましょう。というイベントです。

10月9日に葉山鐙摺港の与兵衛丸さんで開催したLT五目の回に参加してきました。


(ホームページから拝借。)

今回は21名の方々にお集まりいただき、6名+αのJOFI神奈川のインストラクターがサポートします。
自分が担当した右舷は、サークル活動で参加した子供たち9名と引率の方2名の団体さん。

昨年のフィッシングスクールにも参加してくれたそうなので釣りは1年振りとのこと。皆、期待でワクワクしているのが伝わって来るよ。
沢山釣れるといいね。


(鐙摺港から。)

続々と子供たちが船に乗り込んで準備をする中、各自にリールの使い方や釣り方を覚えているか聞いて、それぞれの理解に応じたレクチャーをする。
さすが去年楽しんだ子供たちは良く覚えてたね。


(出船準備中。)

天気が良くて、波風も穏やかなポカポカ陽気。釣りやすいコンディション。
2本針にオキアミを付けたアミコマセの五目釣りだから、アジ、サバは確実として、狙い目はイナダかな。

沖に出て釣りを開始。
子供たちは張り切ってるよ。


(凪いでて釣りやすい。)

釣り方が良く判らないと言う引率の女性にレクチャーのため、竿を借りてエサ付け、コマセ詰め、投入して底取り、先ずはアジを釣らせてあげようと、仕掛け分底を切り、コマセを撒いて誘い方を教えたところで竿を返す。
すると、間を置かずに竿先にアタリが出た。

「アタってますよ。」

えっ!と、女性はアタリに気付いていない。

「スッと竿先を上げて。」

女性が操作すると、竿先がお辞儀して活性あり。掛かった。

「一定のスピードで巻いてください。」

なかなかの型のようで、竿先がブルブルと良い引きを見せ、その手応えに女性も喜ぶ。
船中1番だから周りも期待して見てる。

何だろうと見つめる中、ゆらゆらと揚がってきたのは鮮やかなピンク色の魚体。

「アマダイだ!」

手にしたタモで自分が掬いましたよ。
綺麗な40cm級の良型アカアマダイに船内は大盛り上がり。


(これは以前釣ったヤツ。これより一回り大きかったな。)

飲まれた針を外すのにシゲシゲと手に取り眺めたけど、見れば見るほど良いアマダイだ。
かつてのアマダイ釣りでも釣った事のないサイズだよ。切ない。。。

そんな思いをおくびにも表情に出さず、

「やりましたね!高級魚ですよ。」

と、ニッコリ笑って声を掛けて、ありがとうございました。と感謝の言葉をいただいた後は、針を外し、しっかり血抜きして、海水氷のクーラーに納めて差し上げました。
高級魚の食味を堪能してくださいね。


(熱心に釣り中。)

子供たちにもアジ、サバが掛かり始め、あちこちで歓声が挙がる。
それに伴って、オマツリほどきに忙しくなるけど、皆、魚が掛かると良い笑顔だ。

マルソウダ、イナダ、カワハギ、シマダイ、イトヨリなど多彩な魚種が揚がって、盛り上がる。
子供たちは愉しそうにコマセ詰めと誘いを繰り返して、何が掛かっても嬉しそうだ。


(沖あがり。)

途中アタリが遠のくこともあったけど、皆、お土産を確保して沖あがりを迎えた。
オマツリほどき、針外し、血抜き等の実務に追われながら、その合間でアドバイスと、バタバタと慌ただしかったけど、子供たちに喜んでもらえて良かった。

また来年のリピートをお待ちしてます。


🐡

【食】ショウサイフグの刺身・唐揚げ

2017-11-11 07:00:00 | 釣魚料理
11月3日の野毛屋さんでの贅沢コースはアカメ2、ショウサイ4で小型ばかりという、数・型ともにイマイチの釣果だった。

そんな中でも楽しみなのは、八景沖で揚がった小振りなショウサイフグの刺身。

ショウサイは刺身にするなら小型の方が良いとされているけど、更に産地だと大貫沖、猿島近辺、竹岡沖と比べても経験上、八景沖のが頭一つ抜けて旨い。
多分、エサが良いんだろうね。


(これですよ。)

小さい2匹を刺身に下ろすと、透き通っていて身質の良さが判る。
食べても納得の味の良さ。やっぱり旨味が濃いよ。

「いつものより味が濃いね。」

かみさんに聞いても異論なし。


(定番ですが。)

残りの2匹は小さめのぶつ切りにして唐揚げに。これも定番だけど、いつものと一味違う気がする。
つくづくショウサイは旨いなー。と思うね。

小型のアカメ2匹は熟成中。
さて、どうやって食べようかな。


🐡

【釣】今季初アカメを揚げるものの (ショウサイフグ&アカメフグ 11/3 野毛屋) 

2017-11-08 05:55:00 | 釣り
前回乗れなかったショウサイ&アカメを狙う贅沢コース。
今度こそ、の今季初アカメ釣行に期待も膨らみますよ。

T1さんにピックアップいただいて野毛屋さん着が5:10。その時点で駐車カードは18番目でメッチャ混みの予感。


(店の前はこんなでしたよ。)

自分はフグ船、T1さんはマダイ船、それぞれ別の札を取る。
フグ船は右舷舳2番をチョイスしたけど、続々とお客が来て6:00時点で札止め。タイ船も札1つ残したほぼ満席。


(早々に札止めですよ。)

休み前の釣果が好調だった祝日だから混雑必至だと思ってたけど、ここまでとは、予想を越えてましたよ。
こりゃ分け前が不安になりますな。


(左右に分かれて乗船。)

T1さんと船着き場でそれぞれ別の船に乗るパターンはこれまでなかったな。

「家族の人数分以上を揚げて、余りでアカメと等価交換出来るようにお願いしますよ。」

とT1さんに激励とお願い、と言うよりプレッシャーを与えてそれぞれ臨戦体制を整える。


(並走する第二忠丸。T1さんに手を振る。)

満員御礼で出船し、沖堤周りから釣り開始。


(潮はこんな感じ。)

自作のチラシ仕掛けでスタートし、一流し目は不発だったものの、二流し目で活発にアタリが出て船中が活気付く。
ベラやカワハギ、トラギスなどのゲストが多いものの、本命のアカメも揚がる。
ここで立て続けにアカメ2匹をゲットしてオデコ解消。ちょっと小さいけどね。


(記念すべき今季初。)

このペースだと凄いことになるぞー。と思ったのは朝のサービスタイムだけで、その後は拾い釣りになる。
やはり満員だと一人当りの配分が問題になるか。


(ちょっとうねうねしてる。)

結局、アカメはこの2匹だけで、あとはショウサイばかりになった。


(魚密度が低い桶。)

どうもアタリの出方が微妙なのが多い。
1度のチョンと竿先に出るアタリで掛け損なうと、誘い続けても次のアタリが出ず、ワンチャンスで終わっちゃう。大潮周りなのに潮が緩いからなのかな。


(良い天気になってきたけど。)

時間が経つにつれて、ペースも落ちてきて、獲れてもショウサイだから、大アカメを狙うためにカットウ仕掛けにする。

その後、1度のアタリでガッツリ喰われて終わることが2回あり、これはアカメなのだろう。
これを獲らないとダメなのに掛けられない。微妙に手が合っていないような感覚だ。


(君かね。)

沖あがり間際に出たアタリに会心のアワセで気持ち良く掛けたところで、揚がって来たのは、模様が鮮やかなシマダイ。
これがラストでした。


(沖あがり。)

結果、アカメ2、ショウサイ5、と報告したのだけど、船着き場で捌きの時に健船長が1匹をポイと投げ捨て、

「これクサフグ」

と一言。
何か微妙なショウサイがいるなと思ってたけど、クサフグだったとは。少ない釣果が減っちゃった。

デカアカメが獲れれば違ったのだろうけど、モヤモヤ感が残る結果だった。
T1さんと釣果の交換なんて、望むべくもないよ。

捌き順を最後の方まで見送って待ってたけど、勇治船長のマダイ船は戻ってこない。
例によって残業してるのだろう。


(宿で待ちます。)

宿に戻ってお茶をいただいて待つけど、予定を30分過ぎても、女将さん曰く、連絡がないそうだ。

「オデコの人がいると釣らせてあげようと頑張っちゃうのよ。」

とのこと。
勇治船長は熱いからね。

多少の残業で待ちは覚悟してたけど、T1さんから、今あがりました。というメールが来たのが16時。何と、1時間の残業だよ。
勇治船長熱すぎる~。乗ってた人達はラッキーだったな。

T1さんは良型を1尾揚げたそうで何よりでした。

宿で1時間ほど待つことになったけど、大女将さんから色々な昔話を聞けて有意義だった。

昔、野毛屋さんは黒川という屋号で桜木町でやってて、八景に移った時に黒川という宿が多かったから、野毛屋と名乗ったそうだ。
金沢八景で「野毛」という屋号の疑問が解けたよ。
移ってきた当時は3軒並びで船宿があったのに、今では野毛屋さんだけになったとも聞いた。

「好きじゃなきゃこの商売は出来ませんよ。」

確かに。
勇治船長を見てると本当にそう思いますね。

・アカメフグ : 2
・ショウサイフグ : 4
・クサフグ : 1 (リリース)
・シマダイ : 1 (リリース)
・キュウセン : 2 (リリース)
船中0~14
大潮


🐡

【釣】釣行前記 11/3(野毛屋)

2017-11-03 07:11:00 | 釣り
前回は台風の影響で、フグ船の出船中止からマダイ船に乗り換えになったものの、手厚い対応でテンヤ釣りを教われたし、オデコだったけど大ダイの引きを味わえたしで、愉しい釣行だった。

とは言え、開幕したアカメフグに会いたい気持ちは募るばかり。今度こそとT1さんと野毛屋さんに向かいますよ。


(再会を心待ちにしてました。)

T1さんは前回揚げたマダイが奥様からことのほかご好評いただいたそうで、食卓への再登場を所望されているとのこと。
ラインを巻き替え、タイラバも購入し、今度はマイタックルで臨むそうだ。

野毛屋さんではこのところ、どの釣りものも好調だし、久々の雨がない週末だから3連休は混むに違いない。

自分はフグ船、T1さんはマダイ船と別れての乗船になるけど、お互いに釣果を交換出来るように頑張りましょう。


(混雑ですよ。)

と言うことで、野毛屋さんナウ。


🐡