朝の散歩に出かけた。毎日が日曜日のわが身にとっては、それも仕事の一つ。
途中で国道を横切るが、いつもは数珠のように繋がっている自動車が、今日は少ない。そうだ今日は「秋分の日」だったとあとで気づいた。現役時代は祝日が待ち遠しくカレンダーを何かいも開いたものだが、毎日が日曜日となってからは、お正月とお盆で十分なようだ。
「秋分の日」は二十四節気の一つ。秋の彼岸の中日にあたり、日の出・日の入りは真東・真西になり、昼夜の長さが等しくなる日とある。「暑さ寒さも彼岸まで」というが、この夏の猛烈な暑さもやっと収まりかけ、朝夕は涼しい風が吹いてくる。
季節を告げる花でもある「彼岸花」は今満開。散歩コースのいたるところで、気分をやわらげ心を癒してくれる。
散歩コースである遊水公園のお花畑でも、ピンクや赤のコスモスがちらほら。満開となるのもあとしばらく。ますます朝の散歩が楽しくなってきた。