今日も30℃を超える夏日となりそうだ。13時から藤崎台球場で「NHK旗高校野球熊本大会」の決勝戦が始まる。
「何とか症候群」という病気?があるが、高校野球大好きの老人夫婦。どうも「高校野球大好き症候群」にかかっているかのようだ。この大会、決勝戦はぜひ応援したかったのだが、年の精もあって昨日の準決勝の応援で、腰を痛めてしまった。だが、高校球児の活躍を堪能できたことに変わりはない。決勝戦を球場で応援できないのが残念でならない。家の中で試合結果をじっと待つのは、落ち着かないことはなはだしい。
決勝戦は九州学院と菊池。準決勝の九州学院は打撃が振るわず、大いに苦戦しながら必由館を2x:1でやっと下して決勝戦に進出した。第2試合は菊池対国府。菊池の劣勢が伝えられる中での試合だったが、予想に反して菊池の猛打が爆発。7回コールドで国府を下し決勝戦に進んだ。こうなれば今日の決勝戦。判官贔屓ではないが菊池に勝たせてやりたくもなる。
ところが決勝戦の情報がいつまで待っても入らない。じりじりとしてくる。午後4時を過ぎたころ、高野連のホームページにやっと試合の結果が出た。九州学院が12対0で菊池を破り、5年ぶり8回目の優勝を飾った。圧勝だった。少し残念な気持ちも残るが、九州学院の優勝おめでとう。今度は甲子園を目指してほしい。
高校野球最大のイベント夏の甲子園大会の大会スケジュールが発表された。組み合わせ抽選会は6月22日。熊本大会は7月9日から開かれ、県の代表校が決まるのは7月14日。春の選抜にも出場した秀岳館はRKK杯の優勝校、NHK旗優勝の九州学院、惜しくも準優勝となった菊池高校は多分熊本大会でシードされることだろう。
甲子園には1度は行ってみたいものだ。しかしこの高齢では、遠くまで出かけることができない。熊本県大会だけでも藤崎台球場で堪能したい。藤崎台球場であっても、若い元気な高校球児たちの大活躍を楽しみに、こころ強い声援を送ることができる。これからの約1月は「高校野球大好き症候群」の老人夫婦はしばらくお休み。甲子園大会の予選が始まれば、また、藤崎台球場バクネット裏最上階の特別席から、せっせせっせと声援を送ることとしよう。
話は違うが、早稲田実業の清宮幸太郎選手が高校通算100号ホームランを放ったとテレビ各社が大々的に報じている。
(5月14日藤崎台球場にて)