高校生だった孫が野球部に入り、レギュラー選手となったことから、高校野球大ファンとなった私たち老人夫婦が、待ちに待っていたシーズンの始まりです。
沖縄の地区予選をかわぎりに、北、南北海道でも連日熱戦が繰り広げられています。朝の新聞に小さな記事ですが、その成績が載ってきます。全国大会に何度も駒を進めた沖縄水産高校、昨年に引き続き初戦敗退との記事もありました。
63チームが参加する熊本県大会の組み合わせ抽選会は22日に行われました。大会初日から強豪同士の熱戦が大いに期待される組み合わせです。シードは校は8校ですが、6チームまでは前年実績で決められたそうです。だが、残りの2校は抽選だそうです。
この春、何度も高校野球の応援に出かけ、シードを予測していた菊池高校には特別な思いがあります。抽選の結果、運悪くといおうかシードされず少しがっかりしました。先月行われたNHK杯で決勝に進んだ菊池高校の試合を今でも思い出します。
「高校野球大好きの老人夫婦」年を考えると、甲子園の全国大会での応援は到底無理なことですが、優勝までには62試合もある熊本県大会も、この暑い梅雨の時季、すべての試合を応援するのは不可能なことで体力が続かないと思います。球場で日射病にでもかかれば大変です。
いつ球場にでかけるか、それも何回出かけるか〝うちの奥さま”と、いつも以上に会話が弾みました。その結果ですが、熊本ではお盆最中の14日に、藤崎台球場に出かけることに決めました。
第1試合は阿蘇中央対水俣、第2試合は熊本高対シード校の九州学院、第3試合は優勝候補筆頭の秀岳館対千原台か芦北の勝者。好試合が期待できます。1日に3試合観戦するのは少し無理、第2試合と第3試合を応援しようと〝うちの奥さま”と合意成立です。
九州学院のキャプテン村上は全国的にも名を知られた強打者。彼の活躍次第では優勝も夢ではないでしょう。一方の熊本高は、いつも大会で1勝を挙げるのが精いっぱいのチーム。でも、孫はこのチームでセンター1番打者だったことから、熊本高には多分勝ち目はないのでしょうが、「じじ、ばば心」でしょうか、精いっぱいの応援をしたいと思います。
大会に出場する選手の皆さん。頑張ってくださいね。2度と来ないであろう青春の思い出をこの大会で作ってくださることを願っています。