熊本市中央区の桜町再開発事業に伴い建設された「熊本桜町バスターミナル」(旧称・熊本交通センター)が、屋外にあった仮ターミナルから、ビル1階に移転し開業した。
3年前の9月に、熊本交通センタービルが閉鎖された。その代替として、ビル敷地前の道路に設置された仮ターミナルは不便なことこの上なし。雨が降ると濡れながら、離れた乗り場に傘をさして行かねばならず、その歩く距離は相当なものだった。
新設された「熊本桜町バスターミナル」の乗降場所は29カ所、国内最多だという。
九州では珍しい、バスを待つ間の排ガスや雨風を防ぐためのホームドアが新設された。ビルは冷暖房完備となっている。快適性は抜群。
再開発ビルの商店街は14日にスタートする。たくさんの商店などが軒を連ねるバスターミナルの商店街。1カ所だけですべての用が足りる。便利なものだ。
熊本の人の流れも、随分と変わることだろう。外に出る機会の少なくなった私たち老人も、ここなら大丈夫。外出の機会がおのずから増えてくると思われる。