市内中心部、花畑公園の脇の道路に設置された仮ターミナルから、3年ぶりに再開発ビルに移転開業した「熊本桜町バスターミナル」に引きつづき、14日には、新たな「街の顔」となる、大型商業施設「SAKURAMACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」が開店した。
その日(14日)は、県内の路線バスや電車(JRや高速バスなど一部路線をのぞく)など、公共交通機関の運賃が、この日限定ではあるが無料となり、市内はもとより県内各地から、オープンした商業施設や市内中心部に向け大勢の人が詰めかけ、開店したビルも街も大混雑。
オープンした商業施設はいうまでもなく、売り場もバス乗り場も、立錐の余地もないほどの人であふれ、市内を走るバスや電車も、ほとんどが超満員。各停での満員通過が常態となったようだ。
喜ばしいことだが、異常な日としか言いようのない人出にはびっくり、これからもこうあってほしいものだ。
JR熊本駅前の再開発も着々とと工事が進んでいる。一説ではJR鹿児島中央駅ビルやJR大分駅ビルにも劣らぬビルとなるようだ。
完成すれば、熊本の商業施設は一変する。これまでの商業地に加え、桜町、熊本駅前と3地区でお互いが競り合いそうだ。市の発展にもつながる。展望すると、これからの熊本市の発展が目に見えるようだ。
全1日、交通機関の料金が無料になったのは、熊本が全国では初めてではなかろうか。ささやかな願いではあるが、他地区でも実施されれば愉快だと思う。