アジアで初となるワールドカップ(W杯)日本大会が開幕し、国中がにわかファンで大フィーバー。東京スタジアムで行われた日本対ロシアの開幕戦は、4万5千人の観客で埋まり、NHKと民間のテレビ局がLIVEを同時に流すなどにぎやかなことこの上ない。
フィバーに乗り遅れまいと、ラグビーには”ど素人”の私も、テレビの前に座りこんだ。
ラグビーは肉体と肉体のぶつかり合い、まるで喧嘩。他のスポーツにたとえるなら、柔道か相撲かレスリング。まさに肉弾戦そのものだ。
ラグビーについて知っているのはトライとタックル。ラグビーボールが楕円形であることくらい。ルールなど、試合がいつ始まり、いつ終わるかさえも全くわからない。ルールは知らなくても、テレビを見ているうちにだんだんおもしろくなってきた。
試合が終わったようだ。30-10で日本が圧勝。次の試合までにルールをたくさん覚えて、日本の勝利に多いに期待するとしよう。がんばれ日本。赤と白のユニホームが美しい。
試合終了はノーサイド。試合が終わった瞬間に敵味方の区別がなくなること。ラグビーは紳士のスポーツとされ、戦いのあとはお互いの健闘をたたえ合うという精神が尊重されることを初めて知った。
ノーサイドは政治の世界でも使われている。日本の政治もノーサイドといかないものだろうか。安倍総理に、日韓関係もノーサイドにしようといかないものか、一つお願いしてみよう 。