ロシアでは現在、北西部カレリア共和国から極東までの幅広い地域で、多くのロシア人が、大震災に見舞われた日本の被災者を現実的に支援する必要性を感じている。
義援金の寄付や物資の支援が行われているほか、アーティストらは慈善活動などの収益金で日本を支援しようとしている。
もちろん日本は貧しい国ではない。
だが、大震災によって破壊されたインフラの復興や、被災者支援には多額の資金が必要だ。
加えて他人を助けることで、自分自身を助けることにもつながるのだ。
このような活動に参加することで、心が安らぎ、活力が生まれ、自分たちは世界で一つの大きな家族を形成しているという思いが強まるのだ。
社会団体「ロシア・日本」のエカテリンブルグ支部は、「日本の繊細な美しさ」と名づけた活動を行う。
これは日本を訪れたことのある人から、日本で撮った写真をEメールで募集し、その展覧会を開催するというもの。
写真の展覧会はロシアの様々な都市で開かれる。展覧会の最後には、チャリティーが行われ、全ての作品がオークションにかけられ、その収益金が日本へ寄付される。
社会団体「ロシア・日本」のマリーナ・ゴロミドワ会長は、「自然や人々、日本の建築物などを写した、美しく、心を揺さぶるような詩的な写真を待っている」と述べ、次のように語った。
-多くのロシア人にとって日本は、絵に書いたように美しい国です。
それは驚くほどの美しさです。仕事ではなく、旅行などで日本へ行く人々は、比類なき日本の美しさを目にして、それを写真にし、思い出として残したいと思うものです。
このプロジェクトのアイデアは、自然に生まれました。この活動によって、まだ日本を訪れたことのない人たちに日本の美しさを伝えることができます。
また現在、これは非常に重要な活動だと考えます。写真を販売してその収益金を日本へ送ることで、被災者の方々を現実的に支援することができるからです。
写真の購入を希望する人はたくさんいると思われます。インターネットのブログなどに、日本の国旗や桜の枝を描くことは、あまり意味のない行為のように思われます。
なぜなら、現実的な支援が必要だからです。
私たちは日本のために現実的な支援をしたいのです。
エカテリンブルグは、欧州とアジアの境目に位置している。
ここに住む人々は幼い頃から、ロシアや欧州の文化だけでなく、同時に東洋の文化も吸収している。
エカテリンブルグでは、日本語が必修科目のプログラムに含まれている学校もあるほどだ。
ゴロミドワさんには、日本語を学び、現在日本でカメラマンとして活動している娘さんがいる。
ゴロミドワさんの娘カーチャさんは、日本で大震災が発生した後、エカテリンブルグへ一時帰国した。
日本での困難から逃れようとしたのではなく、日本の被害の様子をテレビで見たカーチャさんの祖母が体調を崩したことがその理由だ。
現在カーチャさんは、再び日本で生活している。
ゴロミドワさんは、自分の娘が日本へ戻ることに反対しなかった。
ゴロミドワさんは、「ロシアの声」のリスナーの皆様に次のようなメッセージを送った。
―私の心は皆さんと共にあります。皆さんが困難を克服し、日本の繊細な美しさが取り戻されるよう、心から願っています。
私たちはできる限りの支援をする意向です。
NEWS ソース 「ロシアの声」 HPより
義援金の寄付や物資の支援が行われているほか、アーティストらは慈善活動などの収益金で日本を支援しようとしている。
もちろん日本は貧しい国ではない。
だが、大震災によって破壊されたインフラの復興や、被災者支援には多額の資金が必要だ。
加えて他人を助けることで、自分自身を助けることにもつながるのだ。
このような活動に参加することで、心が安らぎ、活力が生まれ、自分たちは世界で一つの大きな家族を形成しているという思いが強まるのだ。
社会団体「ロシア・日本」のエカテリンブルグ支部は、「日本の繊細な美しさ」と名づけた活動を行う。
これは日本を訪れたことのある人から、日本で撮った写真をEメールで募集し、その展覧会を開催するというもの。
写真の展覧会はロシアの様々な都市で開かれる。展覧会の最後には、チャリティーが行われ、全ての作品がオークションにかけられ、その収益金が日本へ寄付される。
社会団体「ロシア・日本」のマリーナ・ゴロミドワ会長は、「自然や人々、日本の建築物などを写した、美しく、心を揺さぶるような詩的な写真を待っている」と述べ、次のように語った。
-多くのロシア人にとって日本は、絵に書いたように美しい国です。
それは驚くほどの美しさです。仕事ではなく、旅行などで日本へ行く人々は、比類なき日本の美しさを目にして、それを写真にし、思い出として残したいと思うものです。
このプロジェクトのアイデアは、自然に生まれました。この活動によって、まだ日本を訪れたことのない人たちに日本の美しさを伝えることができます。
また現在、これは非常に重要な活動だと考えます。写真を販売してその収益金を日本へ送ることで、被災者の方々を現実的に支援することができるからです。
写真の購入を希望する人はたくさんいると思われます。インターネットのブログなどに、日本の国旗や桜の枝を描くことは、あまり意味のない行為のように思われます。
なぜなら、現実的な支援が必要だからです。
私たちは日本のために現実的な支援をしたいのです。
エカテリンブルグは、欧州とアジアの境目に位置している。
ここに住む人々は幼い頃から、ロシアや欧州の文化だけでなく、同時に東洋の文化も吸収している。
エカテリンブルグでは、日本語が必修科目のプログラムに含まれている学校もあるほどだ。
ゴロミドワさんには、日本語を学び、現在日本でカメラマンとして活動している娘さんがいる。
ゴロミドワさんの娘カーチャさんは、日本で大震災が発生した後、エカテリンブルグへ一時帰国した。
日本での困難から逃れようとしたのではなく、日本の被害の様子をテレビで見たカーチャさんの祖母が体調を崩したことがその理由だ。
現在カーチャさんは、再び日本で生活している。
ゴロミドワさんは、自分の娘が日本へ戻ることに反対しなかった。
ゴロミドワさんは、「ロシアの声」のリスナーの皆様に次のようなメッセージを送った。
―私の心は皆さんと共にあります。皆さんが困難を克服し、日本の繊細な美しさが取り戻されるよう、心から願っています。
私たちはできる限りの支援をする意向です。
NEWS ソース 「ロシアの声」 HPより