最初に一言。
前々回の投稿で、70年代の日本ロックを「外道」を中心に回顧してたら、
一人で盛り上がってしまい、一方でアイドル系をくさしてしまった感が
あります。同世代の方々のみならず、アイドルをこよなく愛する方々には、
配慮と礼節に欠けた文章になってしまい、冒頭にお詫びを申し上げます。
また、若い方々があの文章を読んだら、70年代というのは、ロック系VS
アイドル系という対立図式があった時代かのように、誤解されても困ります。
ロック小僧たちもキャンディーズを好んで聴いていたし、70年代の代表的な
ロック・バンドであるクリエイションの竹田和夫は、スーちゃんの大ファンで
「プリティ・スー」という曲を書き、歌っていた程です。
日本の70年代の音楽文化の中で、キャンディーズがいかに大きな存在感を
もっていたことか。「全キャン連」なる中年世代のファン・クラブが今尚
健在であることからも窺い知れるでしょう。
当時のロック界が総力を挙げても、ラン・スー・ミキの三人娘には、
観客動員数では、かなわなかったのではないか、と思われます。
* * *
ところで、私は「アイドル」に熱を上げたことは、ほとんどない人間です。
でも、小学校高学年の頃、TV番組「奥さまは18才」の岡崎友紀さんが
大好きでした。
泉麻人氏によれば、岡崎友紀さんは「元祖TVアイドル」だそうです。
(映画も含めれば、元祖アイドルは、吉永小百合さんでしょうか。)
小学生の私は、岡崎友紀さんの写真を雑誌から切り抜き、自分で工夫して、
キーホルダーを通して、通学カバンにぶら下げていました。
少しませた小学生でしたが、そんなことに恥ずかしさも覚えない位、
友紀さんのファンなのでした。
YouTubeで動画を探してみたら、
岡崎友紀のシリーズ番組の一部がありました。
やはり「奥さまは18才」の友紀さん(当時17歳)が、一番イイ。
あのショートカットの似合う小顔とつぶらな瞳、彼女の表情、しぐさ、
姿かたち、雰囲気、番組テーマ・ソングを歌う彼女の声などなど‥。
何十年ぶりで観たにもかかわらず、今でも新鮮で、胸がドキッてしました。
目が遠いものを見るような目になっていたことでしょう。
人間である以上、当の岡崎友紀さんも歳をとるし、私も歳をとる。
でも、若い頃の岡崎友紀の映像、このイコン(象徴的な図像)は、
私という人間にとっては、「永遠」なものなのです。
(このような事情、心情は、キャンディーズの昔の映像に声援を送る
「全キャン連」の方々にも通じるでしょう。)
もしかしたら、私の好みの女性のアルケー・タイプ(元型)って、
岡崎友紀さん、それも17歳の彼女、なのかなぁ。
前々回の投稿で、70年代の日本ロックを「外道」を中心に回顧してたら、
一人で盛り上がってしまい、一方でアイドル系をくさしてしまった感が
あります。同世代の方々のみならず、アイドルをこよなく愛する方々には、
配慮と礼節に欠けた文章になってしまい、冒頭にお詫びを申し上げます。
また、若い方々があの文章を読んだら、70年代というのは、ロック系VS
アイドル系という対立図式があった時代かのように、誤解されても困ります。
ロック小僧たちもキャンディーズを好んで聴いていたし、70年代の代表的な
ロック・バンドであるクリエイションの竹田和夫は、スーちゃんの大ファンで
「プリティ・スー」という曲を書き、歌っていた程です。
日本の70年代の音楽文化の中で、キャンディーズがいかに大きな存在感を
もっていたことか。「全キャン連」なる中年世代のファン・クラブが今尚
健在であることからも窺い知れるでしょう。
当時のロック界が総力を挙げても、ラン・スー・ミキの三人娘には、
観客動員数では、かなわなかったのではないか、と思われます。
* * *
ところで、私は「アイドル」に熱を上げたことは、ほとんどない人間です。
でも、小学校高学年の頃、TV番組「奥さまは18才」の岡崎友紀さんが
大好きでした。
泉麻人氏によれば、岡崎友紀さんは「元祖TVアイドル」だそうです。
(映画も含めれば、元祖アイドルは、吉永小百合さんでしょうか。)
小学生の私は、岡崎友紀さんの写真を雑誌から切り抜き、自分で工夫して、
キーホルダーを通して、通学カバンにぶら下げていました。
少しませた小学生でしたが、そんなことに恥ずかしさも覚えない位、
友紀さんのファンなのでした。
YouTubeで動画を探してみたら、
岡崎友紀のシリーズ番組の一部がありました。
やはり「奥さまは18才」の友紀さん(当時17歳)が、一番イイ。
あのショートカットの似合う小顔とつぶらな瞳、彼女の表情、しぐさ、
姿かたち、雰囲気、番組テーマ・ソングを歌う彼女の声などなど‥。
何十年ぶりで観たにもかかわらず、今でも新鮮で、胸がドキッてしました。
目が遠いものを見るような目になっていたことでしょう。
人間である以上、当の岡崎友紀さんも歳をとるし、私も歳をとる。
でも、若い頃の岡崎友紀の映像、このイコン(象徴的な図像)は、
私という人間にとっては、「永遠」なものなのです。
(このような事情、心情は、キャンディーズの昔の映像に声援を送る
「全キャン連」の方々にも通じるでしょう。)
もしかしたら、私の好みの女性のアルケー・タイプ(元型)って、
岡崎友紀さん、それも17歳の彼女、なのかなぁ。