脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

母の忌中と、姪の結婚式。

2018年09月30日 21時32分14秒 | 近況
今月母が亡くなったが、今月末は姪の結婚式である。
彼女は26歳、お相手は大学時代のゼミの先輩。私は忌中なの
で挙式への出席は辞退して、披露宴だけ出ることにした。
60人程の参席者の半数は、学生時代の友人、半数は親戚とい
う感じである。職場関係は呼んでないかのようだった。

考えてみれば、私は結婚披露宴に出るのは20数年ぶりである。
最近は披露宴で演芸とかカラオケはしないようである。スピー
チも親の挨拶を除いては、大学時代の恩師という方のみだった。

それで披露宴の進行をどう繋げたかと言えば、(順番は忘れた
が)新郎の挨拶、子供時代~現在までの編集画像の映写、ちょ
っとしたゲーム、新婦のお色直し、ケーキ入刀、テーブル挨拶、
小学生の弟のピアノ演奏、新婦の手紙朗読、最後には、式・披
露宴の今日これまでの画像が早くも編集され、スクリーンに映
し出されエンドロール。これで2時間半を終えた。

私の世代の結婚披露宴といえば、友人スピーチとか歌の披露や
ら隠し芸が定番だったが、披露宴からスピーチと歌が消えつつ
あるのが、昨今の傾向のようで興味深い。また新郎新婦のどち
らも明日からは仕事で、新婚旅行も無しだそうである。全体に
静かでさっぱりあっさり風味の宴だった。

この姪が、私のきょうだいの子供では初めての婚姻者、挙式者
ということになる。20代の甥・姪は他に6人もいる。50代
は親の介護と葬式、子や甥・姪の結婚式が重なる年代なのかも
しれない。その分出費も嵩む訳で、一方でこの年代はリストラ
のターゲットになりやすいのだから、世渡りは大変である。

今日私は、結婚式や披露宴に、どうしても気持ちが入らないで
居た。姪には悪いが、何だか素直に喜べない。6年近く同居介
護して来た母親が他界して、日が浅すぎるのである。まだ気分
が塞いで、慶事には向かないのである。

でも、ミーちゃん、おめでとう。中途半端な気分で祝って、ご
免んな。死んだバアちゃんも、きっと空から祝福してくれてい
ると思う。だから服喪でなく、「おめでとう!」で好いんだよ
ね。おめでとう! 新しい人生! これからの二人の日々に、
喜びあれ! 幸あれ!!









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