今朝九時前に、余震が続き緊急地震速報が、千葉県東沖で地震発生、
津波注意を告げた。少し緊張して待ったが、微震であり、予報は全
くのスカだった。
3・11東北・北関東大震災の余震が、東京でも依然と続いていて、
いつ大地震が関東を襲って来るのかと、誰もが不安な日々であろう。
正直言って私には、福島原発事故や放射線汚染よりも、次の大地震
の発生、或いは東京震災の可能性の方に、関心は大である。
何しろ我が家は、築25年超の木造家屋である。80歳のトボけた両
親を抱えている。M8クラスの余震で、我が家は倒壊しかねないと
危惧しているのだが、ジジ・ババは呑気というか、危機感がない。
(何しろ、3・11の大地震のとき、最大の揺れが一旦収まった直後、
ジィジは何を考えたものか、わざわざ石油ストーブを点けて、当た
っているのだから、ワケ分からない、絶句して言葉が出なかった。)
昨日図書館に行って、週刊誌各誌の地震記事をいくつかコピーした。
どれも首都圏直撃を特集した記事である。以下は記事から読みとった
要約みたいなものである。
まず、3・11地震は、岩手県沖から茨城県沖にかけての断層で起きて
おり、最大余震は断層の端で起きる傾向があることから、南端であれば
千葉県沖(房総沖)に、最大でM8程度の地震が発生する可能性が、週刊
誌各誌で報じられている。
1923年の関東大震災(M7.9)の震源域は房総沖から相模湾にかけて
の相模トラフであり、当時房総・三浦両半島には8~10mの津波が押し
寄せたが、東京湾への津波は1m程度だったという。東京湾はC字の地
形のために、湾外で発生した津波が、湾内に入りにくいと言われている。
もし房総沖で巨大な余震が起きても、千葉や神奈川の沿岸は津波の大被
害を受けるが、東京は津波被害を受けにくいということだが、
東京も水害と無縁ではなさそうである。
今後、房総沖で大地震が起きると、東京湾での津波の高さは最大2m。
だが、お台場等の臨海地区にはたいした防潮堤がないので、江東区・
中央区・港区・品川区・大田区の一部や、さらに墨田・荒川の下町地区
は、浸水の危険がある。このハザード・マップは、国土交通省の高潮浸
水想定によるものだが、以前から一般にも知られている情報かと思う。
今日、大正期の東京には比べものにならない程、東京の地下は、地下鉄・
地下街・下水道等と穴だらけで、蟻の巣状態にある。
以前TVの災害シュミレーションでも放映していたが、この浸水被害で
は、都市型浸水とでも呼べそうな、地下鉄・地下街・下水道が水の抜け
道となって、内陸まで浸水・冠水が拡大するという可能性が指摘されて
いる。
地震の際には、地下の方が揺れが小さく、安全という話も聞いたことが
あるが、浸水の拡大を考えると、そうでもなさそうである。昼の都心で
会社員が地下鉄駅で溺死するようなのが、都市型災害なのだろう。
今後、首都圏特に東京に、在住・在勤の方々は、相模トラフや房総沖で
の変化に注意すべきようである。
他に、警戒すべき余震地域としては、秋田県沖や北海道南西部沖が挙げ
られている。東日本の内陸地震や東北地方での火山噴火を警戒する声も
ある。本震としての東海地震、東南海地震、南海地震もM8クラスが想
定されている。誰もが、明日は我が身である。ナンマイダブ‥。
津波注意を告げた。少し緊張して待ったが、微震であり、予報は全
くのスカだった。
3・11東北・北関東大震災の余震が、東京でも依然と続いていて、
いつ大地震が関東を襲って来るのかと、誰もが不安な日々であろう。
正直言って私には、福島原発事故や放射線汚染よりも、次の大地震
の発生、或いは東京震災の可能性の方に、関心は大である。
何しろ我が家は、築25年超の木造家屋である。80歳のトボけた両
親を抱えている。M8クラスの余震で、我が家は倒壊しかねないと
危惧しているのだが、ジジ・ババは呑気というか、危機感がない。
(何しろ、3・11の大地震のとき、最大の揺れが一旦収まった直後、
ジィジは何を考えたものか、わざわざ石油ストーブを点けて、当た
っているのだから、ワケ分からない、絶句して言葉が出なかった。)
昨日図書館に行って、週刊誌各誌の地震記事をいくつかコピーした。
どれも首都圏直撃を特集した記事である。以下は記事から読みとった
要約みたいなものである。
まず、3・11地震は、岩手県沖から茨城県沖にかけての断層で起きて
おり、最大余震は断層の端で起きる傾向があることから、南端であれば
千葉県沖(房総沖)に、最大でM8程度の地震が発生する可能性が、週刊
誌各誌で報じられている。
1923年の関東大震災(M7.9)の震源域は房総沖から相模湾にかけて
の相模トラフであり、当時房総・三浦両半島には8~10mの津波が押し
寄せたが、東京湾への津波は1m程度だったという。東京湾はC字の地
形のために、湾外で発生した津波が、湾内に入りにくいと言われている。
もし房総沖で巨大な余震が起きても、千葉や神奈川の沿岸は津波の大被
害を受けるが、東京は津波被害を受けにくいということだが、
東京も水害と無縁ではなさそうである。
今後、房総沖で大地震が起きると、東京湾での津波の高さは最大2m。
だが、お台場等の臨海地区にはたいした防潮堤がないので、江東区・
中央区・港区・品川区・大田区の一部や、さらに墨田・荒川の下町地区
は、浸水の危険がある。このハザード・マップは、国土交通省の高潮浸
水想定によるものだが、以前から一般にも知られている情報かと思う。
今日、大正期の東京には比べものにならない程、東京の地下は、地下鉄・
地下街・下水道等と穴だらけで、蟻の巣状態にある。
以前TVの災害シュミレーションでも放映していたが、この浸水被害で
は、都市型浸水とでも呼べそうな、地下鉄・地下街・下水道が水の抜け
道となって、内陸まで浸水・冠水が拡大するという可能性が指摘されて
いる。
地震の際には、地下の方が揺れが小さく、安全という話も聞いたことが
あるが、浸水の拡大を考えると、そうでもなさそうである。昼の都心で
会社員が地下鉄駅で溺死するようなのが、都市型災害なのだろう。
今後、首都圏特に東京に、在住・在勤の方々は、相模トラフや房総沖で
の変化に注意すべきようである。
他に、警戒すべき余震地域としては、秋田県沖や北海道南西部沖が挙げ
られている。東日本の内陸地震や東北地方での火山噴火を警戒する声も
ある。本震としての東海地震、東南海地震、南海地震もM8クラスが想
定されている。誰もが、明日は我が身である。ナンマイダブ‥。