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山河燃ゆ 総集編・第1話

2017年09月26日 | TV・ラジオ・CM・映画

「ひよっこ」で早苗さんを迎えに来た、ドラマー役の俳優さんは誰?気になるわ~ 

私の知らないミュージシャンでした。→ ロックバンドのTHE COLLECTORSの古市コータロー


昨日から始まりました、1984年NHK大河ドラマ「山河燃ゆ」の総集編。

10数年前にCSで放送されましたが、その時には「銀河チャンネル」じゃなかったかしら?今回は、女性TVの「Lalaテレビ」からです。ここは殆どの番組が、女性が好きな韓流ドラマばかりの大甘な番組ラインナップなのに、何故いま戦争を描いた骨太で硬派の「山河燃ゆ」なの? それはともかく、総集編で見られるのは嬉しいですが、ジュリーの出番は多くはありません。 

大河ドラマ 山河燃ゆ 総集編#1
移民としてアメリカへ渡り、ロスアンゼルスでランドリーを営んでいる天羽乙七の長男で、10歳の時から日本で育って来た賢治と、ハイスクールを終えて今度帰国する次男・忠の兄弟二人は二つの国籍を持つ二世の対照的な考え方を持っていた。1941年(昭和16年)12月8日、日本海軍はハワイ真珠湾の米海軍艦隊を攻撃し、太平洋戦争が始まった。

天羽兄弟に、チャーリー田宮、日系一世に二世達。夫々が同じ日本にルーツを持ちながら、育った環境の違いや生活などから、兄弟であってもその思いも考えも違っている。

誰しもが平和を願い国を愛し、家族に恋人を愛している。日米の狭間に生き、矛盾だらけの世界に大きな葛藤を抱え、戦争に翻弄された日米双方の人々を描いていて、それぞれの苛酷な運命に胸が痛まずにはいられない。

 

当時の記事、とても字が小さい💦

拡大、ジュリーが「女房のアドバイス」と言うなんて思えないけど

「憎まれ役の、イヤな奴だなァ」なんて言っていますが、GI姿は文句なくカッコイイです 

主人公の天羽けんじ(市川染五郎)は、真面目で愚直なほどに真っすぐな男。時にクソ真面目過ぎてイヤになるくらいで、世の中もっと上手く立ち回れ!といいたくなる。

それに対して、ジュリー演じるチャーリー田宮は日系二世の立場に留まらず、上昇志向の強い屈折を抱えた翳りを持つ人間です。日本人社会では「イヤな奴」という単純な話ではなくて、どこか謎の部分を抱えていて、ジュリーには似あっていると思います。どこかで反感を覚える奴も、ジュリーが演じると華やぎと愛嬌があるのです。

「目立つように一生懸命やっております」には、ジュリーらしいと笑ってしまいました。

三船敏郎、池辺良、鶴田浩二など、映画界の大スターがゾロゾロ出演の豪華な配役に、大原麗子、島田陽子、多岐川裕美などの美しい女優達

ジュリーの屈託の無い可愛い妹役が、手塚里美さん。この人は4年後の映画「リボルバー」(1988年)ではホステス役で、ジュリーがそのヒモだったな・・ 

わずか4年で、映画では少女から成熟した女の役に変わっていた。何年たってもイメージを変えない女優もいるけれど、手塚さんの俳優としての成長を感じました。

他の出演者も懐かしい人がいっぱいでした。随分前に亡くなった川谷拓三さんは、大学生の時に北海道に旅行に行ったらロケで遭遇して、一緒に写真を撮ってもらいました。

「さすらいの食いしん坊(味の素)」だった、竜崎勝さんは大河ドラマの常連で、帝国軍人役が似合うニヒルで冷たい風貌が忘れらない。この「山河燃ゆ」の放送終了直前に亡くなったが、人気アナウンサーの高島彩さんの父親だった。全然似ていなくて、まさか親子とはビックリです!

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