そうそう、Tシャツを買うために並ぼうとしたら、すでに会場入り口の隣で16時半まで先行販売をしていました。お陰で並ぶ行列も無くて、良かったと思ったのですが、肝心の欲しいサイズが無かったんです。(5時に開場してからは、会場内での販売に切り替え)
売っていたのは、Ⅿ、LL、XLでした。Ⅿサイズでもけっこうたっぷりしているようで、私はSサイズが欲しいので、次回にすることにしました。販売していた方によると、箱を開けないと中がわからないとかで、今回は最初からSサイズの在庫が無かったそうです。結城では売っていたそうですね。
私は小柄な方なので、Sサイズが欲しいです!!
twitterをしている方に、是非ともお願いをしたいのですど、「ジュリーのツアーTシャツ、Sサイズが欲しい!!」と呟いて下さい。もしかしたら関係者様のお眼にとまるかも??(^^; どうかよろしくお願いいたします。
愛知芸術劇場「沢田研二LIVE まだまだ一生懸命」続きです。
愛知芸術劇場ではジュリー様の声が、歌い出しから随分 ガラガラして声が出難そうで、今日のライブは最後まで大丈夫なのかしら?と、かなり心配になりました。
しかもまたしても席が三階席の最後尾あたり、ジュリーさまは遥かに遠い人 しかし、その遠さを忘れさせてくるジュリーの歌声に、心をしっかりガッチリ掴まれてきました
この後、曲はネタバレしています。
最初の「ジャスト・フィット」は、そのガラガラ声がロックな曲に意外に良く合って、いつと違う妙な迫力を感じさせました。
ジュリーの持ち味の甘い声は、ロックンロールとは合わないのではないかと論じる声もありました。今夜のガラガラ声が意外や私の大好きな「ジャスト・フィット」に、違う力を感じさせて、今まで聴いたことのない迫力ある「ジャスト・フィット」になっていました。
もしかしてジュリーはロックンロールとは評されない、我が身の甘く透き通った声を潰したい・・と全く思ったことは無いとは言えないのでは? 図らずも今夜のガラガラ声が、名曲「ジャスト・フィット」に新たなロックな魅力を感じさせたと思います。
そして歌い込むほどに、初めは気になった声の出難さも、どんどん良くなってきました。さすがにジュリー!パワフル!!
今回のセットリストは、レアな曲などの意外性は少なかったのですが、大好きな曲が並んで、その並びも自然な流れで良かったです。(^^♪
私の大好きな「green boy」。ライブの前にJ友のさんごさんと、「空から堕ちるように 歳をとる・・」の歌詞で泣くよね と語りあっていたのですが、やっぱり泣いてしまいました。隣で同じくさんごさんが涙を拭っていました。
「green boy」の時、ジュリーを照らすライトはグリーンに。ジュリーの髪も同じく緑色に染まり、今回の決して華麗でも華美でもない、全く普通の普段着のような衣装が、「green boy」である等身大の少年の世界を、いっそう強く象徴しているようで、やるせなくて切なくて、そこにまたまた泣けてしまいました。
グリーンに染まった世界の後ろには、少年があたかも白髪になった時を暗示するような白い線の模様のライトが大きく写し出されます。ステージ上にいるのは、とうに少年ではなくなった年老いた白髪のジュリー。緑の世界の中で左手の赤い旗が風に大きくひらめいて、その中心にいる老いたジュリーの姿に、深い孤独や精神性を感じさせるものがあって、グっとこちらの気持に刺さりました。
その次が「いい風よ吹け」、この曲の並びがとても好きです。1999年に発売された当時はそれほど好きな曲ではありませんでした。でもジュリー自身は大好きな曲なんでしょうね、ライブでは何度も繰り返し歌われた結果、私も次第に大好きになりました。
「あと何回抱きしめたら 君は壊れてしまう・・」
ジュリーの艶めき、色めいた甘やかな包み込むような声でゆったりと、思い入れを込めて歌われるこのフレーズ、この曲調に毎回心を奪われています。ジュリーの作詞 作曲:樋口了一、編曲:白井良明、この先も忘れがたい名曲だと思います。
今回の新曲のカップリング曲「TOKIO」。2022年「TOKIO」のスーパーシティはどこへ行ったのか。決して空を飛ぼうとも雲を突き抜けようとも、火を噴こうともしていないのは間違いがない、ゆっくり密かに静かに・・、それが現代の「TOKIO」なの?
ジュリーの足元に赤い点がポチポチとクロスして表れて、あれは何を意味するのか?と思っていたら、次は白い〇がジュリーの足元でグルグルと回り始めます。丸く広がっても決して大きくならない、縮んだりする白い〇は、80年代のバブルへと向かう誰もが高揚感に満ちていた時代とは違う、現代の収縮する輝きを無くした日本だろうかと? これは私の単成る深読みに過ぎないのかもしれませんが。
(続きます)