去年、ブログに書こうと思いながらも、アップしないままに終わったものはいっぱいあります。4月中旬に比叡山を訪れました。
比叡山行きのバスは、ジュリーが育った京都の地の近くを通り、長く細く曲がりくねった山道を進んでゆきました。ジュリーにとって、子供のころから比叡山はとても身近な場所だったのだと、地名を見て実感しました。
1974年のフリーコンサートの場所は、今は閉鎖された蛇原スキー場でした。その跡地を見たかったですが・・・ 車窓から外を眺めるも、どの辺りだったのか 今は全く見当はつきませんでした。途中、車窓から琵琶湖が見渡せました。滋賀はすぐそこです。
約1時間あまりのバスの旅、あまり山道の走行に強くない私は、だんだん冷や汗が出てきて・・ 気分が悪くなる(-_-;) あ~気持ち悪い・・とグターっとした頃に到着。良かったぁ。よくぞ、1974年の比叡山フリーコンサートの時に、気持ちが悪くならなかったもんだと思いました。
道元、親鸞、日蓮 がここで学んだ日本仏教の祖、→比叡山
平家物語に登場し、織田信長の焼き討ちにあった歴史を持つ比叡山延暦寺を 現実に目のあたりにして、私は確かに歴史の一員なのだと心から思えます。こんな山深く高い場所に寺院を建造した人々の困難や、その熱い情念に心を打たれます。延暦寺は人間の祈りの歴史とともに在ります。その長い歴史を感じさせてくれました。残念ながら、国宝の根本中堂は工事中でした。人里離れた山の中に造られた歴史のある延暦寺は、深い静けさの中に佇み、日頃から俗世にまみれている私でも、敬虔な気持ちになりました。長く手を合わせてきました。(「延暦寺」とは、比叡山の山内にある1700ヘクタールの境内地に点在する約100ほどの堂宇の総称です。)
ジュリーが挙式した釈迦堂には、バスでさらに次の山まで行かねばなりませんでした。広大な敷地の山々に多くの寺院が点在しています。静けさに包まれた釈迦堂、ここに45年前にジュリーの姿があったのね。
とうに桜の散った4月中旬でも、比叡山の山桜はまだ咲いてました。
帰りは、ケーブルカーで。次に行くなら車酔いするバスはやめとこ・・・・
かわらけ投げをしてキャーキャーJ友さんと騒いできました。
この時はまだツアーの前だった、懐かしいなぁ・・