木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

 大神神社(おおみわじんじゃ)の「巳(み)の神杉」

2014-09-07 17:00:41 | 

 奈良県にある大神神社は、本殿を設けず、拝殿からその奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという、わが国原初の神祀りの様を今に伝えている。わが国最古の神社と称されている。三輪山へは、狭井神社から入山初穂料300円を払って登ることができます。往復2時間ほどですが、驚いたのは、道がきれいに掃き清められていました。1週間に1回ぐらいの割合で掃いているようです。それと、裸足で登っている人もおりました。神社の人に裸足で登るのが正しい登り方なのか、きいたら、違うようで、登る人の信仰心からのようです。
 写真は「巳の大杉」で、説明によると「御祭神の大物主大神が蛇神に姿を変えられた伝承が『日本書紀』などに記され、蛇神は大神の化身として信仰されています。この神杉の洞から白い巳さん(親しみを込めて蛇をそう呼ぶ)が出入りすることから『巳の神杉』と名がつけられました。
 近世の名所図絵には拝殿前に巳の神杉と思われる杉の大木が描かれてあり、現在の神杉は樹齢400年余のものと思われます。巨樹の前に卵や神酒がお供えされているのは巳さんの好物を参拝者が持参して拝まれるからです。」となっていました。
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