両神山に登るため国民宿舎両神荘に泊まったのですが、その隣の建物がとても立派で珍しいものでした。平成4年、埼玉県と山西省の友好締結10周年を記念した建物、神怡館(しんいかん)です。私が行った日は休館日で入ることができませんでした。博物館のようなものなのでしょうか、山西省を中心とした中国文化を紹介しているそうです。
http://www18.ocn.ne.jp/~ogano/shenyi.html
入口の左右に鉄人・鉄牛、合計4体の像が置かれていました。その左側を撮ったものです。説明によると
「山西省南部黄河沿岸、永済市 古蒲津渡遺跡(唐代)で、地下6mの地中から発見されました。出土地点は、山西省から唐の長安へ通ずる重要な渡河地点です。黄河の両岸にこのような鉄牛・鉄人を置き、鎖を張ってたくさんの船を繋ぎ留めておきました。人々はその船の上を歩き、黄河を渡ったといいます。」と、書かれていました。
どっしりとしていて、迫力のある牛ですね。唐代の文化の凄さを感じますね。
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