私は太陽光発電を余り評価しない。それは面積効率が余りにも悪いからだ。もし日本人に必要なエネルギーを太陽光発電だけで賄おうとすれば日本列島全土を太陽光パネルで覆う必要がある。そんなことをすれば単に農業ができなくなるだけではなく、地上の総ての生物が滅ぶ。面積当りでのエネルギー量なら植物を使ったバイオマスエネルギーのほうが遥かに効率が良い。それ故に太陽光発電は屋根などの無駄なスペースの活用に留めるべきであって、大規模な太陽光発電所は環境破壊だとさえ考える。
太陽光発電が大好きな人でもソーラー自動車については触れたがらない。それが太陽光発電の欠陥を露呈するからだ。自動車を走らせるためには車体の10倍ほどの面積のパネルを備えねばならない。それほど面積効率が悪い。
私が太陽光発電に否定的なのはそれが光を遮るからだ。光を通すなら余り環境破壊にはならない。しかしこんな考え方は矛盾している。光を遮るからこそエネルギーに転換できるのであって、光を通せばエネルギーにはならない。大きな電力を得るために巨大なダムが必要なのは水を堰き止めることによってエネルギーを蓄えられるからだ。
しかし小型の水力タービンなら水を堰き止めない。エネルギーの一部を回転エネルギーに変えて大半の水はそのまま流れる。これなら環境への負荷は小さい。
未だ実用化されていないがそんな太陽光発電機の研究が進められている。エネルギーとして使われるのは紫外線だけだ。だから透明にできる。
太陽光には可視光線以外に紫外線と赤外線が含まれている。この中で最も大きなエネルギーを持つのが有害性も指摘されている紫外線だ。紫外線のみをエネルギーとして使うなら他の光線を透過させてもエネルギーが得られる。
紫外線のみを遮るなら屋根付きのスポーツ施設などにも使える。問題になっている新国立競技場の屋根を開閉式にせず固定式の透明な太陽光発電パネルにすれば、採光と発電が同時に可能になり、現時点で考えられる最もエコロジカルな施設になる。
但し残念ながら現時点での発電効率は余りにも低いそうだ。費用対効果で考えれば全く採算が合わない。しかし有害な紫外線を吸収してそれをエネルギーに変えるのだから一石二鳥だ。太陽光発電で環境を破壊しないためにもこの研究が実用化されて欲しいと思う。
太陽光発電が大好きな人でもソーラー自動車については触れたがらない。それが太陽光発電の欠陥を露呈するからだ。自動車を走らせるためには車体の10倍ほどの面積のパネルを備えねばならない。それほど面積効率が悪い。
私が太陽光発電に否定的なのはそれが光を遮るからだ。光を通すなら余り環境破壊にはならない。しかしこんな考え方は矛盾している。光を遮るからこそエネルギーに転換できるのであって、光を通せばエネルギーにはならない。大きな電力を得るために巨大なダムが必要なのは水を堰き止めることによってエネルギーを蓄えられるからだ。
しかし小型の水力タービンなら水を堰き止めない。エネルギーの一部を回転エネルギーに変えて大半の水はそのまま流れる。これなら環境への負荷は小さい。
未だ実用化されていないがそんな太陽光発電機の研究が進められている。エネルギーとして使われるのは紫外線だけだ。だから透明にできる。
太陽光には可視光線以外に紫外線と赤外線が含まれている。この中で最も大きなエネルギーを持つのが有害性も指摘されている紫外線だ。紫外線のみをエネルギーとして使うなら他の光線を透過させてもエネルギーが得られる。
紫外線のみを遮るなら屋根付きのスポーツ施設などにも使える。問題になっている新国立競技場の屋根を開閉式にせず固定式の透明な太陽光発電パネルにすれば、採光と発電が同時に可能になり、現時点で考えられる最もエコロジカルな施設になる。
但し残念ながら現時点での発電効率は余りにも低いそうだ。費用対効果で考えれば全く採算が合わない。しかし有害な紫外線を吸収してそれをエネルギーに変えるのだから一石二鳥だ。太陽光発電で環境を破壊しないためにもこの研究が実用化されて欲しいと思う。