首都の喧騒を抜け、国内空港へ。 大量のトレッキング資材(食料と我らの私物)にガイド、ポーター2人の合計10名を乗せた18人乗りのYeti航空機は11:25kathmanduを出発した。 谷間を旋回してPHAPLUの砂利滑走路に11:55分に着陸。 若い頃、初めて空路帰郷(東京~鹿児島)した時YS-11に乗った経験を思い出したものである。
起点PHAPLUには、KATHMANDUから丸三日もかけ乗り合いバスと人力で運んだキャンプ資材が大量にあり、これを総勢15名のポーター、キッチンボーイが運ぶのである。 客である我等は飲み水、体温調整用のヤッケ、タオル、貴重品、嗜好品、カメラ程度のザックを背負いのんびり村から村を辿る街道を歩くのである。 今日の行程は(1300m)2465m~2615m の140mの標高差、実質歩程2時間である。 キャンプ場に着くと既にテントが設営してあり、直ぐにミルクティが供される。 明るいうちに寝袋の準備をし、夕食までの時間でスケッチを試みていたら学校帰りの子供達に取り巻かれ、一緒にカメラに収まっているところである。
夕食後、ウイスキーで盛り上がった全員で、ポーターにシェルパダンスを教授してもらった。 夕刻7:00には、寒さと暗さに早々と寝袋に潜り込み就寝。