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花鳥にゃん月

カメラにはまり、心に入り込んだものを写して遊んでます。
日常のどこにでもある風景・・・

長居植物園案内 8月

2016年09月25日 | 長居公園

昨日 9月の長居植物園案内に参加してきました

8月末にも 参加していたのですが アップしそびれていましたので

今回 8月分を先に 紹介しておきます

 

この日は 猛暑日が 少し落ち着いたもの まだまだ暑い日でした



まず クスノキ(クスノキ科)の観察から

 

 

クスノキは常緑樹ですので 年中葉が茂っています

春先に 新しい葉が付く頃 要らない葉を落とします

それが今年は夏に たくさんの葉が落ちていて 不思議に思いました

 

今回ちょうど その説明がありました

夏にも葉を落とすことはあるのですが 今年は異常に多かった

多分 暑さと乾燥で 自分を守るために 葉を落としたのではないかという説明

その証拠に 実はしっかり残っていました

ただ 葉の少ない木と 多い木があり それは個体差によるものだろうとのこと

 

ちなみに クスノキは元々 日本には自生していなかったのではないかとも考えられるそうです

 


この説明を聞いているとき ミンミンゼミの声が 聞こえました

長居植物園で ミンミンゼミは珍しいとのこと

みんなで しばらくミンミンゼミの声に 聞き入りました


 

エンジュ(マメ科)

マメ科なので 豆みたいな実がぶら下がりますが 水分が多いので

熟すと 柔らかくなって ヒヨドリなどに食べられるようです

 

 

 

サンゴジュ(レンブクソウ科)

赤い実が 印象的で美味しそうに見えますが

これはまだ 熟したものではなく 熟すと黒くなる

鳥は 赤い実より この黒い実の方を好み

赤い実の中に ポツポツとある黒い実が 鳥にはよく見えるらしい

赤い実は 一斉に黒くはならず 順番に黒くなっていく

 

 

シイの木に生えていた ヒラフスベ(サルノコシカケ科)

木の芯の部分を腐らせるが 木は枯れない

 



クリ(ブナ科)

 

クリのイガイガは 1本づつ生えてるのではなく 何本かが束になっている(左)

クリの実の頭の髭のようなものは メシベの名残(右)

 

カリン(バラ科)

実は香りがいいが 堅くて食べれないので 果実酒や砂糖漬けに

こんなに大きくて 堅い実を食べられる動物は 象くらいしかいないと思うが

象が食べてるのを 見たという報告もないという

学芸員さんの 不思議の一つ

 

ペカン(クルミ科)

聞いたこともない名前ですが 実の様子から クルミ科だな・・とわかる

 

 

ナツメ(クロウメモドキ科)

たくさんなっている実ですが 熟すのはもう少し先。

甘く 生でも食べられるそうですが 

韓国では 干してお茶にするそうです

ナツメの葉は 葉脈が少し変わっているのが特徴

 

 シコンノボタン(ノボタン科)

見るたびに面白い蕊だと 思っていました

今回の説明だと この鎌状の蕊は 雄蕊で 長短5本づつの10本

メシベは 下の方から伸びてる 赤っぽいのが1本

鎌状に伸びた雄蕊の先に穴があり 虫が来ると内側に向けて花粉を出す

めんどくさい花ですね

 


ちょっと疲れたので この続きは 後日

見たいとも思われないでしょうが 私的メモ代わりのブログですので

お付き合いください 

コメント (4)
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