オミナエシ(女郎花)と オトコエシ(男郎花)
どちらも オミナエシ科
黄色い花が オミナエシ で 白い花が オトコエシ
女郎花の匂いは あまり良くないそうです
茶室には 活けてはいけませんよ
皆さん熱心に 花の匂いを 調べ中
ムクゲ(アオイ科)
ムクゲの根元に 万葉集の歌のプレートがあります
長居植物園では 万葉集に出てくる植物がたくさん植えてあり
歌も紹介されているのです
万葉の頃の「あさがお」というのは 今のアサガオではなく
朝に綺麗に咲く花の事をいい キキョウやムクゲの事 だろうとのこと
チシャノキ(ムラサキ科)にも 実がいっぱいです
この木の名前の チシャというのは レタスの事
若葉の味が 似てるからだそうです
ダンドク(カンナ科)
ダンドクという名は初めて知りました
全体は カンナとよく似ています
よく見ると花は違いますね
左が ダンドク 右が カンナ
どちらも 鮮やかな黄色やオレンジが よく目立つ花です
ところが この花のように見えるものは オシベの変化したもので
花の外を包むような 薄い黄色っぽいガクのように見えるのが 本当の花びら
そして真ん中から 1本飛び出ているのが メシベ
面白いというか ややこしいというか 植物も不思議がいっぱいです
ナラガシワ(ブナ科)
木の周りに どんぐりの付いた枝が たくさん落ちていました
これは クスノキのように 自分で落としたものでも カラスが落としたものでもありません
ハイイロチョッキリという ゾウムシが 落としたものです
その証拠に 枝の切り口は きれいです
枝を拾って ドングリをよく見ると 小さな穴が開いています
どんぐりの皮をむいて その穴をよく見ると ハイイイロチョッキリの卵が見えました
幼虫はドングリを食べた後 土にもぐり サナギになります
そのために 卵を産み付けた後 枝を切り落とすんですね
これもまた 凄いですね~
植物も虫も 生き残る工夫を いろいろしてます
人間は 必要以上に やり過ぎましたかね~