湘南グルメツアー #8
くらもとそうさくりょうり てんせい(日本料理/茅ヶ崎)
いよいよグルメツアーも最後のディナーを残すのみとなりました。
オーラスの場所となったのは、「湘南ビール」でお馴染み、湘南唯一の蔵元「熊澤酒造」の敷地内にある此方。
お店の名前でもある「天青」とは5年前に立ち上げられた地酒ブランドです。創業より130年、茅ヶ崎の地で手作りによる少量生産を貫いているこちらの清酒の数々は、近くに住んでいる私でもなかなか口にする機会に恵まれません。

個室風のテーブル席

囲炉裏部屋
大正時代の酒タンクの貯蔵庫を当時の雰囲気そのままに改装したというレストランは、ちょっとしたタイムスリップ感も魅力のひとつ♪ レトロな趣がたまらない「囲炉裏部屋」を始めとして、利用人数に合わせた個室でゆったりと地酒(&お料理)を楽しめます。
平日ランチに2,500円のコースが追加される以外は、コース料理は昼夜同じ物をオーダー出来るようです。私たち(5名)は「千峰」なる5,000円のコースで、心ゆくまで蔵元の地酒を堪能することに。
お酒のリストの充実ぶりは感動ものですよ!
酒蔵にいなければ飲めない澱の浮いた「しぼりたて」や「どぶろく」など、酒好きには堪えられない品々が。
とりあえずは「湘南ルビー」のハーフで乾杯。
上面発酵による真紅のフルーティーなビール。普段ビールの苦味が大の苦手な私でもこれはイケル!とっても繊細な味わいです。
ブランド酒「天青」の、大吟醸(雨過)、吟醸(千峰)、純米(吟望)、特別本醸造(風露)という4酒をミニグラスで1杯ずつ楽しめる「ききくらべ」(1,200円)はオススメです。
「しぼりたて」(600円)、杉升で供される「たる酒」(500円)、(裏の竹林で取れた)本物の竹製の徳利(太い竹筒に穴を空けたもの)とおちょこでいただく「青竹酒」(700円)、シェリー樽で醸造した日本酒(600円)などなど、思わず目移りしてしまう…。
今更ながらに日本酒の奥深さを痛感、いや~ホント、美味しいお酒と出遭った時の気分って最高ですね。
お料理は、あくまでも「創作和風」なので、正統派日本料理を期待しているとガックリするかも知れません。
ブランド酒である「天青」だけをいただくなら、確かにあまり奇をてらわず、純和風の懐石コースを出した方がしっくりくるかも。でも、此方のお酒のメニューには結構クセのあるものも並んでいるし(実際私がいただいたシェリー樽仕込みはもはや日本酒ではなかった!)、これもアリかなと思いました。
しかし、何と言っても特筆すべきは白飯ですかねぇ。
丹波産コシヒカリを玄米で仕入れ、その日の分だけ自家精米しているだけあって、ホントに美味しい!
また自家製のしらす入りふりかけが◎。何杯でもいけちゃいそう(笑)。

何はともあれ、雰囲気は最高です。
歴史が刻まれた建造物は迫力が違います。レトロな趣を「狙って」それ風に作られたまがいものには決して太刀打ち出来ない凄みがあります。

お料理は前回ランチでいただいたものの方が断然上でした。
が、コンセプト自体は同じと思われるので、食材や季節によって微妙に当たり外れがあるのかも知れません。
雰囲気やサービスなど総合的に考えれば、酒代込み7,000円ちょいは十分優秀なコストパフォーマンスではないかと。
旬ものが美味しくなる秋口にまた来たいですね。
惜しむらくはお店の場所がちょい不便な点。香川はJR相模線で茅ヶ崎からわずか6分ですが、これが(単線電車、今ではめずらしい手動ドア)本数少ないんだもん。
まータクシー呼んでもらえば問題ないけれど…。1,500円くらいかな。
ちなみに着物で(または着物の人と一緒に)行くと10%割引になります! 今回は一水に感謝です。
★店舗情報はこちら
2013/04/11 画像3点差替え
2017/03/04 画像4点追加(すべて公式公開画像)

いよいよグルメツアーも最後のディナーを残すのみとなりました。
オーラスの場所となったのは、「湘南ビール」でお馴染み、湘南唯一の蔵元「熊澤酒造」の敷地内にある此方。
お店の名前でもある「天青」とは5年前に立ち上げられた地酒ブランドです。創業より130年、茅ヶ崎の地で手作りによる少量生産を貫いているこちらの清酒の数々は、近くに住んでいる私でもなかなか口にする機会に恵まれません。




大正時代の酒タンクの貯蔵庫を当時の雰囲気そのままに改装したというレストランは、ちょっとしたタイムスリップ感も魅力のひとつ♪ レトロな趣がたまらない「囲炉裏部屋」を始めとして、利用人数に合わせた個室でゆったりと地酒(&お料理)を楽しめます。
平日ランチに2,500円のコースが追加される以外は、コース料理は昼夜同じ物をオーダー出来るようです。私たち(5名)は「千峰」なる5,000円のコースで、心ゆくまで蔵元の地酒を堪能することに。
お酒のリストの充実ぶりは感動ものですよ!
酒蔵にいなければ飲めない澱の浮いた「しぼりたて」や「どぶろく」など、酒好きには堪えられない品々が。
とりあえずは「湘南ルビー」のハーフで乾杯。
上面発酵による真紅のフルーティーなビール。普段ビールの苦味が大の苦手な私でもこれはイケル!とっても繊細な味わいです。
ブランド酒「天青」の、大吟醸(雨過)、吟醸(千峰)、純米(吟望)、特別本醸造(風露)という4酒をミニグラスで1杯ずつ楽しめる「ききくらべ」(1,200円)はオススメです。
「しぼりたて」(600円)、杉升で供される「たる酒」(500円)、(裏の竹林で取れた)本物の竹製の徳利(太い竹筒に穴を空けたもの)とおちょこでいただく「青竹酒」(700円)、シェリー樽で醸造した日本酒(600円)などなど、思わず目移りしてしまう…。
今更ながらに日本酒の奥深さを痛感、いや~ホント、美味しいお酒と出遭った時の気分って最高ですね。
お料理は、あくまでも「創作和風」なので、正統派日本料理を期待しているとガックリするかも知れません。
ブランド酒である「天青」だけをいただくなら、確かにあまり奇をてらわず、純和風の懐石コースを出した方がしっくりくるかも。でも、此方のお酒のメニューには結構クセのあるものも並んでいるし(実際私がいただいたシェリー樽仕込みはもはや日本酒ではなかった!)、これもアリかなと思いました。
しかし、何と言っても特筆すべきは白飯ですかねぇ。
丹波産コシヒカリを玄米で仕入れ、その日の分だけ自家精米しているだけあって、ホントに美味しい!
また自家製のしらす入りふりかけが◎。何杯でもいけちゃいそう(笑)。



何はともあれ、雰囲気は最高です。
歴史が刻まれた建造物は迫力が違います。レトロな趣を「狙って」それ風に作られたまがいものには決して太刀打ち出来ない凄みがあります。


お料理は前回ランチでいただいたものの方が断然上でした。
が、コンセプト自体は同じと思われるので、食材や季節によって微妙に当たり外れがあるのかも知れません。
雰囲気やサービスなど総合的に考えれば、酒代込み7,000円ちょいは十分優秀なコストパフォーマンスではないかと。
旬ものが美味しくなる秋口にまた来たいですね。
惜しむらくはお店の場所がちょい不便な点。香川はJR相模線で茅ヶ崎からわずか6分ですが、これが(単線電車、今ではめずらしい手動ドア)本数少ないんだもん。
まータクシー呼んでもらえば問題ないけれど…。1,500円くらいかな。
ちなみに着物で(または着物の人と一緒に)行くと10%割引になります! 今回は一水に感謝です。
★店舗情報はこちら


天青、大好きな酒です。
地元の日本料理店の定番酒なので、毎週一回は必ず飲んでいますから、血液の何パーセントかが天青化してるかもしれません。
新酒の季節になったら、蔵元にも行ってみたいですね。
(だとしたら、かおりんからお噂は色々と伺っているのですが)
あ、人違いだったらごめんなさい。
でもまあ、どちらにせよ「はじめまして」ですね。
天青は美味しい日本酒ですが(私は純米の千峰がイチオシです)、日本料理と一緒にいただくと、さらにその魅力が増すように思えます。料理の味も引き立ちますし。
蔵元のレストランは創作系のお料理なのですが、個人的にはお鮨や純和風の懐石の方が相性いいように思います。
定番酒にしている行きつけのお店はセンスがいいですね。
此方のお店、酒蔵ならではの珍しいお酒が楽しめる上に、とても雰囲気がいいので、ぜひ足を運んでいただきたいです。
私もこちらを拝見してもしやと思ったのですが、かおりんさんて、あの方だったのですね。
天青を置いてる地元の店は、最初はメジャーブランドが多かったのですが、わがまま言って私好みの酒を揃えてもらってます。
湘南の夏の渋滞が終わった頃に、蔵元にはぜひ行ってみたいと思います。
Manoa様、お久しぶりです!
某サイトからの撤収、私も瞬間的に考えましたが、挫折しました(笑)。でもヒソカにコピペしてたりもします(爆)。
私たちの湘南グルメツアーはひたすら「食べまくる!」というハードなものですが、いつも気配りの行き届いた優秀なツアコンさん(このブログ主様)のお陰でほとんど外したことがないというスグレもの(!)だったりもします。
今回の天青、シェフがチェンジしたのか、前回に比べるとお料理がちょっとトンでしまっていたのが残念でした。でも、お酒類は相変わらず素晴らしいので是非是非訪れてみてくださいませー。
私のお勧めもやはり「千峰」です。
つーか、人様のブログで大変失礼いたしました。