*夜空に星は見えずとも…
6/27 07:04pm、日比谷公園の有楽門を出る時に、上に付いているランプが点灯していることに気づいた。
照明部分は新しいものに取り替えられたけれど、この門は明治36年の開園当時からずっと使われている年代もの。100年以上も同じ姿で公園を訪れる人たちを見守り続けているんだね。
初夏の空はまだ昼間の名残を残しているものの、日比谷見附跡を振り返れば鬱蒼と茂る木々の間にうっすらとお月様が顔を出しているではありませんか。満月は今月の1日だったはずなので、
まん丸にはちょっと足りないのかな?
それでも帰宅の道すがら、こんな早い時間から見事なお月様に出くわすのは極めて稀。
というわけで、この日の「帰宅の風景」は、“月の見える丸の内オフィス街”に決定。
二重橋交差点より日比谷方面を振り返る(07:17pm)
東京會舘、帝国劇場、第一生命館、日比谷サンケイビル、ザ・ペニンシュラ東京、日比谷マリンビル…。
個性的なビルが並ぶ日比谷通りのお濠端は、毎日歩いていても飽きないお気に入りスポット。
瞬き始めたイルミネーションが皇居のお濠の水面に滲む様は、思わず見蕩れるほどの美しさです。
東京會舘と帝国劇場の間に見える満月(左)と、絵に描いたような「ビルの谷間」(右)
東京駅が見えてきた(07:34pm)
東京駅舎の屋根の上に見える月(左)、丸の内の新名所「新丸ビル」(右)
東京駅-丸の内中央口にて(07:39pm)
最後はお月様をズームで。
肉眼では結構大きく見えるのに、写真撮るとホントに小さくなっちゃうんですね。
都会で星が見えないのは、夜になってもイルミネーションがチカチカで暗くならないから。
夜景もキレイだけどね。ちょっと寂しい話です。