ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

18/05/26のダイアリー *ヒエロニムスボス

2018-05-26 23:55:58 | おでかけ
 ナンシー・Chang! @Vita_deliziosa

【2020年8月に当時の日付で記事を編集しています】
2018/05/26 Sat.
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pic.twitter.com/UPfdTZLKUY

『ヒエロニムス・ボス』 本日最終、すべりこみセーフ!

「謎の天才画家」だけではなく「悪魔のクリエイター」、「美術史上の突然変異」とまで言われたヒエロニムス ・ボス。
あのレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロとほぼ同時代に活躍したミステリアスな画家です。

25歳で画家の組合に入り、街の名士の娘と結婚したことがわかっているものの、生涯の殆どは謎に包まれたまま。残念なことに彼の作品で現存するのは油彩25点と素描8点のみ、彼の作品の題材は、傲慢、愚か、貪欲、罪と罰などの「人間の愚かさ」に焦点が当てられています。

『快楽の園』

ボスの代表作。未だに完全な解釈がなされていない、美術史上最大の謎といわれる名画。
3連祭壇画として描かれ、左から「地上の楽園」「快楽の楽園」「地獄」と呼ばれています。

左パネル「地上の楽園」
神がアダムにイヴを贈る場面。

中央パネル「快楽の楽園」
猥雑な裸体の人間、空想上の生物、巨大な果物、不思議な構造物などの広大な情景。

右パネル「地獄」
地獄で拷問を受ける罪人たちが描かれている。

なんという退廃美!人々の姿態や行動は多様で、それぞれ何らかの意味が込められている。

「快楽の園」の両扉を閉じると、神による天地創造が。

エロチックでグロテスクな“天国と地獄”が所狭しと描かれた奇想天外な世界。ボスは誰のために、何のために描いたのか?
うーんこの人・・・100年くらい早く生まれてきたのではないだろうか。

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18/05/26のツイログ

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