３時間超えの大作”リップヴァンウィンクルの花嫁”を鑑賞しました。 夫の浮気疑惑から、幸せな結婚が破綻し、孤独な生活に追いやられた主人公。 それでも、働く意欲を失うことなく、できることをやり続ける姿勢を失いません。 その姿は、人間の存在意義を描写してくれています。 そして、AV女優になったことで娘を勘当した母親が、自分の娘の訃報を知って、自分自身も素っ裸になって、裸になることが恥ずかしかっただろうに！と娘に労わりの言葉を投げかけるシーンは、親としての無償の愛を感じました。 さらには、お金のためには、何でもやる”何でも屋の綾野剛さん”が、黒木華さんが演じる主人公と深く接することで、人間としての大事なことに気づいていく姿も必見です。 どこからどこまでが、仕組まれたことなのか、読み解くことはできなかったので、再度、鑑賞してみたいという気持ちが湧いた一作でした。 . . . 本文を読む