お気に入りながら、大作(2時間30分超)&洋画であるため、再鑑賞をためらう傾向にある”アバター”を久しぶりに鑑賞しました。
先住民たちが住む星に地球上で価値が高い鉱物が埋まっていることから、地球人が異星に行き、先住民と交渉・戦う姿を描き出されている作品。
時代を遡ると、先住民(ネイティブアメリカン)に対して、白人がとった行動と酷似しています。
地球という星、母なる大地で生かしてもらっている同じ人類なのに、なぜ土地を欲しがるのか?
ネイティブアメリカンたちは疑問に感じたといいます。
そして、最後に立ち退く際に、「ここに埋まっているものを掘り起こしてはならない。掘り起こせば空から瓢箪の灰が降り、多くの人が死ぬことになる」と言い残したと言われています。
埋まっていたのは、ウラン。
核兵器の材料だった。。。
科学的分析をした訳ではないのに、ネイティブアメリカンは原爆投下の悲劇を知っていた。
映画の中でも同じようなことが描き出されています。
人類の価値感覚だけで、他の動植物との共生を忘れた際に大きなしっぺ返しが来るのでしょうね。
人類が万能な存在と奢った行動に出ることの戒めを与えてくれるステキな作品です。
ありがとうございます。 . . . 本文を読む