最近知った感動の絵本と同じタイトルということで衝動的に鑑賞した作品”泣くな赤鬼”。
赤鬼の正体は、甲子園出場を狙う高校野球部監督。
過去、甲子園一歩手前までいった代に起きた出来事を作品内で振り返っています。
監督の期待(真意)が伝わらないまま、野球部を退部し学校も退学した生徒。
本人もどうしたらいいのか模索しつつ、ずっと監督のことを見ていた。
その元生徒が病気で亡くなることになり、お互いに残された時間を最大限に生き抜く姿が描き出されています。
人間、終わりを意識することで、生きている時間を最高に充実させることができるという皮肉な現実。
と同時に、いつかは終わると知りつつも、日常では死を意識しきれていないことも感じされられた作品でした。
ありがとうございます。 . . . 本文を読む