いやぁ~、すばらしい本でした。
著者の意見・要約は以下の通りでした。
人間は、徳のある心を土台にして、8つの柱で自分自身の神殿を作り上げるために生きている。多くの人間は、試練にあった時、欲得に傾く。これに耐えて、以下の8つの柱に支えられる神殿を作ったもののみが真の幸せを感じることができる。
①エネルギー
時間に正確に!迅速な行動を心がける。怠けると余計につらくなる。
②効率
自然はムダを嫌う。余暇はあくまでエネルギーを回復するための手段であり、余暇いっぱいの人生を送る!という目的ではない。失ったお金はリカバリできるが、失った時間は取り戻せない⇒時間資源が最重要!
③清廉潔白さ
ペテン師でもうけても、他のペテン師にもっていかれる。類は友を呼ぶ=同質の原理。正直こそ、最強のポリシーで、正直は信用・信頼を生み、信頼があると評判が上がり成功する。
④システム
複雑なことをシンプルにするのがシステムそのもの。宇宙の秩序に則ればシンプルになる。自分の過ちを正し、他人からの指摘を受け入れる=自己修養の気持ち。
⑤共感
相手の立場を想像・理解し、広角な視野を持つ。相手のためにしていることも、結局は自分のためになっている=情けは人のためならず。
⑥誠実さ
信頼される人間になり、真実の響きがする人と呼ばれる!人格はお金では買えないが、正しい行いを継続することで身に付けることができる。
⑦公明正大さ
物事はすべて、多面的である。自分が見ているのはある一面だけなので、自分が正しい、完璧と思わない。他の任の意見に順応できる”知恵のある人”のところに知恵は集まる。
⑧自己信頼
責任ある決断をする!決断できない人のところには人が集まらない。怠惰でなく労働から生まれる自立を目指す。不動の心(信念)で行動し続ける。
う~ん、いい言葉が満載の本でした。
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