5月31日に向けていた歩みが一旦停止した昨日、そして今日。毎日続いていた演奏会関連曲の譜読み、指揮練習等も滞ってしまった。しかし、全ての曲がお蔵入りするわけではないので、ここで小休止して、いずれまた新鮮な気持ちで取り組めば良いと思っている。ただ、目前にあった目標が突然消滅するということは(実際は、消滅ではない)、何とも言えぬ喪失感、脱力感が伴うということを実感することになった。まずは、2~3日のリフレッシュ期間を経て、また次の目標に向かって歩み始めることにしよう。
そうは思いつつも、2か月の練習休止期間のことが心配になり、昨日、団員宛に「出来るだけ毎日、声を出そう!You Tubeなどを活用して、良い演奏を聞こう!」、などとメールをした。送り終わってから、自分の教員時代のことを思い出した。長期休暇に入る時に担任の生徒にも同じようなことを言っていたものである。「まずは、ゆっくり休め!」と言った記憶は無い。ここは、「新型コロナ感染を防ぎ、元気でまた会いましょう!」を言うべきであった。ただし、文末に「再会を楽しみにしています!」とは書いたはずだが、いつまでも抜けぬ教員根性をも垣間見る機会になった。