8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

私の合唱歴から⑨

2020-04-28 08:42:49 | 合唱

これまで、合唱指揮、合唱指導の履歴について記述してきたが、次に、指揮活動以外の合唱との関りについて記してみたい。まず、札幌合唱連盟の任命理事として,約30年間連盟の活動に関わって来て、この3月をもって退任した。講習会(セミナー)、コンクール、合唱祭等々,連盟主催の各種行事に実行委員として関わってきた。中でも、全日本合唱コンクール全国大会、おかあさんコーラス全国大会を複数回経験したことが印象深い。特に、1990年に,今は無き厚生年金会館で行われたコンクール全国大会が思い出深い。この時は、たまたま審査員係であったのだが、主なる顔ぶれが、小林秀雄、関屋晋、高田三郎、三善晃という豪華人であった。日曜日の昼食時、ある審査員が「私はおそばが食べたい!」と言いだし、係の人が大慌てしていたことなど、懐かしい思い出である。

合唱人集団「音楽樹」のメンバーとしての活動は、連盟役員としての内容とは大いに異なり、音楽的に自分の血となり、肉となる貴重な体験ができた(できている)。まず、Tokyo Cantatへの参加である。著名な指揮者、作曲家、演奏者によるセミナー、演奏会等々、誠に贅沢な音楽体験が可能な一週間である。私が直接運営に関わったこととして、「TokyoCantatサテライトセミナー」がある。私の居住する北海道岩見沢市をメイン会場としてサテライトセミナーを5回実施した。また、サテライトの無い時には「まなみーる合唱セミナー」(まなみーる、とはホールの名前)として、両者合わせて通算9回のセミナーを開催した。その講師陣を挙げてみると、デーネシュ・サボ―(ハンガリー)、カール・ホグセット(ノルウエー)~2回、エルヴィン・オルトナー(オーストリア)、カスパルス・プトニンシュ(ラトビア)、以上サテライト・セミナー講師。木下牧子、当間修一、信長貴富、松下耕、以上まなみーる講師。気心の合った、すぐれた仲間と共に経験した活動は、コロフェスタ開催へと繋がった。「音楽樹」のもう一つの大きな行事として、日本全国各地で開催されるコロ・フェスタがある。「2005コロ・フェスタin岩見沢」、「2013コロ・フェスタin小樽」と、2度のコロ・フェスタ開催も貴重な実績と自負している。

 

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