電脳くおりあ

Anyone can say anything about anything...by Tim Berners-Lee

「電脳くおりあ」の編集ルール

2004-08-10 13:32:07 | デジタル・インターネット
 このブログの世界は、<私>の世界である。電脳くおりあの集合こそが、<私>の世界である。従って、この世界は、<私>の独断ですべて物事が決められることになる。

 ところで、トラックバックとか、コメントとかいろいろなコミュニケーションツールがあるが、これらは、私の世界を豊かにしていくためのツールである。だから、私は、私の役に立つ限りにおいて、それらを利用する。

 ここまでは、当然である。しかし、私の勝手とはいうものの、コミュニケーションに対しては、誠実に対応したいと思っている。対話とはそもそも相対的なものなのであるから。しかし、これからいろいろなことが起こりうるとして、齟齬が起きた場合どうするかという最低限のルールを決めておきたいと思った。

 私は、インターネットの匿名性について、それなりの意義を認めるが、<私>の世界については、匿名性を認めない。少なくとも、Web上で身元が保証されていない限り、それらの匿名者の存在を無視することにする。

 また、私の世界に対するコミュニケーションに対して全てに返答するということは不可能だし、そういう義務があるわけではないが、返答するためのルールはあるということだ。本来ならばすべての言及に対して返答すべきかも知れないが、そのための労力は不可能であり、それならば、初めからその旨、断っておいた方がいいと思う。

 初めからこんなことを書くのは、気が引けるが、要は、リアルの世界でもし当人に出会ったときに、笑顔で挨拶できる関係でありたいということだ。たとえ思想的に対立し、論争していたとしても。そのための努力だけは惜しまないようにしたいと思う。

 というわけで、次のようなルールを決めてみた。当然、これは、私が他のブログに関わる場合にも当てはまる。また、このルールを作るに当たっては、MAOさんのblog::TIAOを参考にさせて頂いた。

1) 「電脳くおりあ」のサイトは、あくまでもNatsu(沢瀉夏生)の個人的なサイトであり、すべての記事の編集権はNatsuにあります。
2) 「電脳くおりあ」を公開したのは、Webでの「コミュニケーション」のためであり、誠意のある対話は歓迎します。
3) お互いリアルの世界では忙しいと思われるので、勝手ながら、誠意の感じられない対話については返答しない場合があります。
4) Webにおける「匿名性」の意義については理解するが、このサイトの「コミュニケーション」では、すべての匿名の対話は拒否します。
5) 「匿名」でないとは、名前がハンドルネームやペンネームはだめと言うことではなく、メールアドレスがはっきりしている、自分のサイトがあるなど、Web上にIdentityがある場合をいいます。


コメント
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