水生植物を見た後、いつものおすすめコースを進み、花木園へ向かいます。
花木ちゃうやんかーい、というツッコミが聞こえそうですね。
おすすめコース手前にあるコスモス園、ほんの少しだけ花が咲いていました。
エノコログサとのコラボがお気に入りです。
さてさて、いつもの常緑広葉樹見本林を通り抜け・・・
(今日はこちらはパス)
途中アジサイが咲いている場所で左折、画面左手が花木が沢山あるエリアになっています。
そこでまず目が釘付けになったのがこちら。
カ、カラス!? 私の目の高さに止まっています。しかも逃げません。
アップでお顔を・・・
まだ頭の羽がほわほわしているので、巣立ったばかりのハシブトガラスの雛でしょうか。
カラスは家族仲がいいと聞きますが、おとーちゃん、おかーちゃんとはぐれた?
少し離れた場所から様子をうかがっていると、空の上から一羽、また一羽と大人のカラスが・・・
カァカァ鳴きながら空を舞っています。
それを見た子供のカラスもカァカァ鳴いてよたよた飛びあがりました。
その様子を見守る親ガラス(多分)
そのとき、子供が移動した方向へ、見学のご夫婦が偶然通りかかりました。
すると、目にもとまらぬ速さで親ガラスが急降下して、ご主人の頭をかすめて飛び上がりました。
明らかに威嚇・・・きっと雛を守るための行動だったんでしょうね~
今回見たのは、巣立ちのための訓練だったんでしょうか。貴重な場面に遭遇しました。
さてタイトルのニンジンボクですが、まだほんの咲き始めでした。
ニンジンボクといえばセイヨウニンジンボクのほうが有名ですが、こちらは別種。
シソ科ハマゴウ属で、中国原産です。
花の形は確かにハマゴウに似ているかも・・・
そのほかの花木ですがまあまあ咲いていました。
ぱぱ~っと出してしまいましょう!
夏の里山でもよく見られるノリウツギ(アジサイ科アジサイ属)。
日本全国に分布する在来種です。
夏といえば、のノウゼンカズラ(ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属)。
中国原産。
フジウツギ(フジウツギ科フジウツギ属)でしょうか。
虫さんがごそごそ。
アメリカカンボクの実。レンプクソウ科ガマズミ属です。
蕊蕊しいシモツケ(バラ科シモツケ属)。こちらは在来種。
シモツケの白花(バラ科シモツケ属)。こちらは園芸品種なんでしょうね~
引っ付いてるのはやはりハナムグリ?
ギンバイカ(マートル)です。フトモモ科ギンバイカ属。
こちらも蕊が綺麗ですね~
地中海沿岸原産で、花を婚礼の飾りなどに使うので現地では「お祝いの木」とも。
同じく蕊蕊しいキンシバイの仲間。
オトギリソウ科オトギリソウ属です。まだ咲いていてくれました~
花ザクロ2種。八重なので花は綺麗ですが実がなりません。
ミソハギ科ザクロ属。へ~、ミソハギ科だったんですね。
少し別の場所ですが、クチナシ(アカネ科クチナシ属)も満開。
花が見えるより前に香りで気づきます。
ここから3枚は、熱帯花木エリアで咲いていた花です。
情熱の赤、アメリカデイゴ(マメ科デイゴ属)
少し花が細いこちらは、サンゴシトウ(珊瑚紫豆、別名:ヒシバデイゴ)
「今咲いている花」に「サンゴシトウ」と書いてあって??でしたが、ヒシバデイゴのことでした。
こちらも情熱の赤!
最後は清楚なソシンカ(マメ科ハカマカズラ属)で〆ましょうか。
ハカマカズラというよりバウヒニアの方が温室では聞き慣れています。
葉が袴みたいだからハカマカズラというのでしょうね~
ということで、明日が私市植物園の最終です。
何が出てくるかな~
【撮影:2021/5/26 大阪市大理学部付属植物園】