修景池でハスとチョウトンボを見られたので大満足。
あとは、のんびり園内を散策します。
木は後回しにして、とりあえず今日は咲いていた花をご覧くださいませ~
まずは修景池からハーブ園に向かう途中のクレオメ(フウチョウソウ科)。
うさちゃん、暑いからお服を脱いじゃったの?
こちらではぽつぽつとヒマワリが咲き始めていました。
最近はいろいろな種類があるようですね~
ハーブ園はぽつぽつシソ科の花が咲いていたものの、サボンソウなどはほとんど終わっていました。
こちらは、コガネバナ(シソ科タツナミソウ属)です。
薄紫なのに黄金なのはこれいかに?ですが、根を乾燥させたものが「黄芩」という生薬と聞き納得。
早々に木の花や実など撮った後、バラ園方向に向かいます。
途中、ヒマワリが綺麗でした。
バラ園は予想通りほぼ何もなし。
ストロベリーアイスと
深紅のラヴァグルドが咲いていただけでした~
ここからまた落葉樹林・紅葉園方面に戻ります。
アジサイ、季節は終わりましたが、花はまだ残っていました。
ただし、連日の雨でヨレヨレ。
イロハモミジの小径を抜けていきます。
目を下に向けると、今年初見のマンリョウの花。
すぐに茶色くなって終わってしまうので、咲き始めが見られてラッキーでした。
このエリアには小川が流れていますが、その周りにハンゲショウ(ドクダミ科)が沢山咲いていました。
葉が半分白いから「半化粧」、半夏生のころに咲くから「半夏生」など諸説。
でも、古名の「片白草」(かたしろくさ)が風情があっていいですね~
前にはあまりなかったエリアに生態園的な花が植栽されていました。
カライトソウ(バラ科ワレモコウ属)もそのひとつ。
雨でヨレヨレ・・・年老いた動物の濡れそぼった毛みたいに。
それにしてもワレモコウ属とは知りませんでした。
まだシモツケ属のほうがピンときます・・・
ほかにもカワミドリなども咲いていましたが、それこそボロボロで写真にならず・・・
その時、漂ってきた芳香に、え、もしかして!?
正解でした~
今年初見のヤマユリ(ユリ科ユリ属)
花名板には「ヤマユリ(エイザンユリ)」と書かれていました。
京都で産するヤマユリは、叡山ユリとよばれていたようですが、今では自生のものは絶滅しているそうです。
残念です・・・
以前、旅行先の林縁で見かけたことがありましたが、こんな花が山の中で咲いていたら、パッと華やぎますね!
例によって発芽してから咲くまで5年はかかるそうです。
盗掘なんてもってのほかですが、鹿害もあるのでは・・・
花の中です。ユリの仲間はどれもそうですが、花粉の量が半端ないですね。
ということで、咲いていたお花はほぼこれだけ。
案外あったとみるか、やはり少なかったとみるか・・・
でもとってものんびりできましたよ~
明日は、宇治市植物公園で見た木の実クイズの予定です。
期待しないで見に来てくださいね!
【撮影:2021/7/10 宇治市植物公園】