大阪市大理学部附属植物園といえばこちら!
そう、あのラクウショウの気根のある光景です。
沢山下草が生えるこの季節、私の腕では全然幻想的な姿にならないのですが、嬉しいことも。
畔にオウゴンオニユリが咲いていました~
こんなちっちゃい花も。
そう、こちらハエドクソウです。
ムラサキサギゴケなど馴染みのゴマノハグサ科の多くが分類の変更でハエドクソウ科に・・・
ちょっと不満だったのですが、こちらは元祖ハエドクソウ・・・
と思ったら、前はクマツヅラ科だったんですって(笑)
訳わかりません。
池にはスイレンも・・・
この季節のお楽しみですね。
トノサマガエルがこんにちは!
実は冬の光景が一番好きだったりするメタセコイア。
今は葉が繁ってこんな感じです。
ところでメタセコイアの葉の先のこのびろ~んは何なんでしょうか。
秋にできる蕾に似ていますが、あまりに早すぎ!?
さて、もう一つの目玉はこちら。
そう、入り口で貰った「今咲いている花」にも書いてあったツチアケビです~
おや、もう花は枯れて実になった!?
いえいえ、確かに実も出来てきていますが、花も咲いていますよ。
ほらこちら。
ツチアケビはラン科ツチアケビ属。
ご覧の通り、葉がなく、葉緑素もありません。完全な寄生植物。
宿主はナラタケなんだそうです。
数年前に初めて野生のツチアケビを当尾で見ましたが、その時は全体がオレンジ色でした。
今回は黄色~茶色だったので、一瞬枯れているのかと思った次第・・・
花はラン科だけあって、とても綺麗でした。
ちなみにこのソーセージみたいな実がアケビに似ているということでツチアケビと付いたとか。
でもアケビのようにぱかっと口を開けることはなく、真っ赤になった様子はソーセージのようです。
その姿もぜひ見てみたいです。
最後は林の中を散策しているときに見つけた薄いピンクのアザミ。
ノアザミの色変わりかと思われますが綺麗でした。
最後の最後は、大阪市大理学部附属植物園のHPで一番推していたアオノリュウゼツラン。
数十年に一回しか開花せず、開花したら枯れてしまうということで、花茎が伸び始めたころから周りにやぐらを組んで観察。
自動撮影の装置まで付けての力の入れようでした。
こちらが蕾です。
ものすごく大きくなります。
10年くらい前の記事がHPにありましたが、6mくらいまで伸びたそうです。
今はこんな感じ。
咲くのは7月中旬頃の見込みということで、私が行った時と同様、7月9日現在はまだ蕾のようでした。
ところが・・・なんと京都新聞に、京都府立植物園で9日に開花したとの記事が!
ちょっと負けた感あります・・・
【撮影:2021/6/25 大阪市大理学部附属植物園】