ここ宇治市植物公園にはこれまで何度もご紹介したとおり、温室があります。
夏場は外気温が上がるので、温室は窓や天井を開放して、気温は外気と同じ。
ということで、安心して足を向けました。
今の時期、一番目についたのがやっぱりハイビスカス(アオイ科フヨウ属)でしたね~
中に入る手前から、ハイビスカスがお出迎えです。
入ってふと見上げると、あれあんなところにフウリンブッソウゲ。
ハイビスカスの日本名はブッソウゲ(仏桑花)。風鈴のようにぶら下がる仏桑花なので、風鈴仏桑花です。
温室には大好きなゲンペイクサギ(シソ科クサギ属、別名:ゲンペイカズラ)も満開でした。
クサギ同様、目立つ白い部分は萼で、そこから覗く真っ赤なのが花。
日本人は紅白のものを見ると、源氏と平家に見立ててゲンペイという名前を付けますが、これもその類。
白い萼から除く真っ赤がドキッとするほど素敵です。
さらに進むと、おっ!これも蕊美人のノボタンの仲間、コート・ダジュールがまだ咲いていました。
うしろにちらっと見えているピンクの花はブーゲンビレアです。
さて、蕊美人といえばもう一種類。
憂いを忘れるムユウジュ(マメ科サラカ属)。仏教三大聖樹のひとつでもあります。
ここでもう一つ、筒形の花のヒメアリアケカズラ(キョウチクトウ科アリアケカズラ属)。
こういう花を見ると中をのぞいて蕊を確認したくなりますが・・・
覗いてみましたが、つるんとして何も見えない!!
さらにアップにした写真も撮ったのですがやはり分かりません。
ドヘタなのか、蕊が小さいのかどうなんでしょうね~
あとはまたまたハイビスカスでお楽しみくださいませ~
珍しい八重の絞り。色柄は和風・・・
最後はフラミンゴで!
長々とご覧いただきありがとうございました!
明日からは、京都府立植物園です!!
【撮影;2021/7/10 宇治市植物公園】