やんたん大滝に行った後、そのまま帰ろうかと思ったのですが時刻はまだ10時過ぎ。
当てもないまま、国道307号線を宇治方面の左折ではなく、右折してしまいました。
ほどなく、京都府宇治田原町から滋賀県甲賀市信楽町に入ります。
信楽は信楽焼で有名な焼き物の里。
鎌倉中期に始まる古い歴史を持ち、茶の湯とともに興隆、現在に至り種々の製品群を作り続けています。
信楽陶器工業組合のホームページによると、
「信楽の特徴として、耐火性と粗い土質が挙げられます。陶土に木節粘土を合わせることで可塑性があり、
こしが出るので、大物や肉厚の物を造るのに最適です。」
とあり、厚手のごつごつした風合いが特徴。
わが家でもン十年も信楽焼の土鍋を使っています。
何より、信楽焼といえばタヌキの置物!
信楽焼の里に入ると、このような大きなタヌキの置物が置かれた陶器屋さんが次々に現れます。
私が立ち寄ったのはその中のひとつ。
お店の前には沢山のタヌキが並べられています。
大きいのから小さいのまで、表情や持っているものも様々です。
信楽でタヌキの置物を作り出したのは明治以降。
「他を抜く」という縁起物として、商売繁盛や新築のお祝いとして使われているそうです。
私の家の玄関先にも置かれており、何度かブログにも登場しています。
もちろん、タヌキ以外の陶器も色々。
福助人形や、布袋さん(かな?)などもあり、見ていて飽きません。
こちらのお店で、小さい御皿やつまようじ立てなど購入しました。
陶器が好きなのでついつい行くと何かしら買ってしまいます。
店の外には信楽焼の大きな鉢に水が張られ、メダカが飼われていました。
目を引いたのは、水草です。
ガガブタです!
植物園のガガブタより綺麗で、撮りやすい・・・
オモダカも植えられていました。
うしろのカエルくんがいかにも信楽っぽいです。
横にはショウジョウソウ。
日本人だけではなく、外国人観光客も来られて、結構賑わっていましたよ。
トップに大きなタヌキの置物・・・というより巨像を載せましたが、他にもありました。
青いタヌキは初めてです。
おまけに、駐車場の車止めが・・・
ネコちゃんでした。ほんと、徹底していますね!
私が行ったお店は一番京都よりのお店。
この先にもいくつも同じような陶器屋さんがあります。
陶芸の森や、陶芸体験ができるところもありますので、興味のある方はぜひ訪れてみてくださいね。
な~んていいつつ、私はここでUターン。
昔から馴染みの朝宮茶のお店に立ち寄り、ほうじ茶ロールと抹茶ソフトセットをパクリ。
どれだけ甘いもの好きやねん!
【撮影:2024/9/14 甲賀市信楽町】