昨日の予告通り、今日は春日大社初詣で見た、シカたちです。
奈良というとシカを思い浮かべるほど、奈良公園一帯のシカは有名です。
奈良市のホームページを見ると、
「奈良のシカ」は奈良で1300年以上前から生息する野生動物です。
野生であるシカと人との生活が溶け込んで共存してきた歴史が評価され、
国の天然記念物に指定されています。」とのこと。
なるほど~、国の天然記念物なんですね。
慣れっこになっていますが、よく考えたら野生動物がこんな街中を平気で歩いている場所はここだけ。
しかも、ネコなどと比べたら相当でかい!
今回も沢山のシカが参拝者に交じって歩いたり、くつろいだり・・・
一の鳥居から二の鳥居までの参道にはあまり鹿せんべいを売るところがありません。
なので、それほど人を追いかけることもなくのんびり。
オス鹿ですね。もちろん角は切られていますがもし生えていたらすごく危ないでしょう。
鹿せんべいを持っていたら、ぐいぐい頭で押してねだってきますから。
毎年10月に行われる鹿の角切行事は有名です。
こちらはメス鹿です。
おや、向こうの木の横に座ってくつろいでいるシカ、何か首からぶら下げています。
ズームで撮ってみたら・・・
「調査中」と書かれていますね。
2017年に、GPS機器を付けて行動調査をしたという記事がありましたが、今も行っている?
道路を渡ろうとして横を見ると・・・
何と反射板にまでシカの絵。
シカは体が大きいので、車にまともにぶつかると、シカはもとより、車も大破するそうです。
お互い気を付けましょう~
二の鳥居の手前、駐車場横にこんなシカの銅像が・・
前にはなかったように思うのですが。
ちなみに、背中から生えている(?)のはナギの木のようです。
二の鳥居をくぐり、手水場で手を清めます。
もちろん、ここにもシカ!
そして、昨日載せた春日灯篭の間から顔を出すシカ。
実は手前に鹿せんべいをもった人がいて、それをおねだりしていたのでした。
この写真は食べ終わって「もうないよ!」と言われたところです。
奈良のシカは礼儀正しく、お辞儀をして鹿せんべいをもらうというのは有名です。
でもコロナ禍以降、お辞儀をするシカが減った・・・という調査結果がでているそう。
最後は一の鳥居の近くにぽつんといたシカです。
やっぱり奈良といえばシカですよね~
今年の初詣の特徴と言えば、外国人観光客が多かったこと。
このシカたちは彼ら彼女らに大人気で、鹿せんべいをきゃあきゃあ言いながらシカに与えていました。
洋の東西を問わず、人と触れ合える野生動物は大人気なんですね。
コロナ禍が下火になって、一番喜んでいるのはシカかもしれませんね。
最後の最後にオマケのマメ知識。
先ほど雄鹿の角は危ないので、毎年鹿の角切をすると書きました。
確か、切られる前の立派な角を生やしたシカの写真があったはず!
と探してみたらありました!
こちらは奈良の国立博物館前。
鹿だまりと呼ばれている場所で、夏の夕方にだけ見られる風物詩なんだそうです。
写真に換気口が写っていますが、ここが目印です。
こちらは2017年7月に撮った写真ですが、角はあっても穏やかなもの。
これが秋の発情期になると気が荒くなり、人に突っかかってけがをさせることも。
そこで、1672(寛文12)年に鹿の角による事故を防止するため、奈良奉行の溝口信勝の命によって
角切が始められました。(奈良の鹿愛護会HPより)
歴史があるのですね~
奈良では古くから人の暮らしに鹿が溶け込んでいるのがよく分かりました。
【撮影:2024/1/4 奈良市】
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1300年ですか、奈良に都があったときから?
なんにしても、大昔は、勿論野生の鹿だったんでしょうから、いつしか人々と馴染んできた歴史を感じます。
と言いつつ、今でもは野生と言うか、鹿せんべいを食べるイメージしかない私です。
鹿溜まり、
こういうのを発見するのが、さすが、なつみかんさん
井戸端会議と言った感じでしょうか^^;
ナギやナンキンハゼは「春日山原始林」の元々の植生ではなかったんですってね
奈良公園のシカは神鹿として手厚く保護されてどんどん増え、原始林の元からあったシイやカシ類を食べ、
アセビやシキミ、そしてナギやナンキンハゼは食べなかったので今では大幅に植生が変わってしまっているとか(@_@)
角が生えている群生の写真はなかなか迫力がありますね。
テレビで、夜(夕方?)になると一斉に山に帰って行く様子などを観て、面白かったです。
角切りについてもネットで読みました。
1年であんなに立派な角が出来るんですね。
冬になるとポロッと落ちるとは知りませんでした。
鹿の像の背中にナギが生えているのに驚きました。
昨日鳥居についていたナギですね。
やはり神聖な木なんですね。
秋の宮島にも鹿がいました。
宮島ではシカは神の使いと言われていて、古い時代から保護されてきています。
しかしその神の使いも近年は数が増えて、農作物を食べたり、観光客に被害を与えたりして、自治体が対策を取っているそうです。
山でもシカに出会うことがあります。尾瀬でも何度も見かけています。
尾瀬では貴重な高山植物を食べるので、シカは駆除対象になっています。
野生動物と人間が共存するのは、容易ではありません。
シカの場合は人間がオオカミを絶滅させたことが、シカの増加に繋がったと聞きました。
今さらオオカミを野に放つこともできないでしょうし、難しい問題ですね。
鹿かわいい目してますね
最後の写真良いですね
つやつやした体
立派な角 角の枝分かれで年齢がわかりますね
奈良の鹿、私も東大寺や奈良公園でシカセンベイをあげた経験があります。本
当に人によく慣れており、人と鹿が共存しているのがよくわかります。
私も直接鹿と触れ合って、とても楽しくて癒された記憶があります。他の場所
では絶対に体験できないことで、よく覚えています。(^.^)
ただ、国の天然記念物に指定されているとは知りませんでした。でも、保護さ
れた奈良市内を自由に闊歩していると、家庭や農家の畑などで被害も考えられ
ますね。
そのあたり被害のニュースはあまり聞いたことがありませんが、実際はどうな
のでしょうね。奈良以外の地域ではよく被害があり、酷い場合はやむを得ず殺
処分することもあるようです。
そうですね。
1300年といえば、奈良時代ですよね。
奈良の鹿はお辞儀をしてお行儀がいいイメージがありますが、鹿せんべいを見ると突進してきて結構こわいです。
でも、キャアキャア言いながら鹿と触れ合っている人たちはとても楽しそうです。
鹿だまりを初めて見つけたときは驚きました。
夏の夕方だけの光景だけのようですから、普段朝型の私には本当に偶然でした。
換気口のそばにいるというのは何か意味があるんでしょうかね~
この場所にはナギが生えていたと思いますが、知らない間にナギ背負ったシカの銅像ができていました。
おっしゃる通り、ナギもナンキンハゼも元々の植生ではありません。
毒があるから残る・・・というのはなかなか興味深いですね。
ナンキンハゼは徹底的に駆除されていますが、ナギはなぜか天然記念物。
やはりご神木になるからでしょうか。
奈良公園に行かれたことがあったのですね。
奈良に行って、シカに会わないことはまずないです。
写真を撮ったらどこにでも写っているのがシカ。
おっしゃるように、鹿せんべいに群がる姿はなかなか壮観です。
観光客に人気があるのも当然です。
群生の写真、今回の投稿をするのにあたって、以前のアルバムを探して見つけました。
こんなに角のあるシカを見たのは初めてでした。